【コラム】キルト職人奮闘記 VOL.12

キルト職人奮闘記 VOL.12

アサヒ20200825

アサヒに入社する前、わたしは化粧品会社に勤めていました。製品の箱詰めや検査を行い自動倉庫にいれたり、出荷作業を主にしていました。小さな製品を包装して数を確認したり、細かい作業が多かったです。

アサヒに入社して、わたしが担当するのは「製綿」、綿を作る作業でした。3種類の綿を使ってブレンドした独自の綿を作ります。その原料になる綿、原綿は重さが200kgを超えるものが多く、とても重たいです。また冬には静電気が起きて機械に絡みつくなどトラブルの対応に追われる時も多々ありました。

台車の製造もします。インパクトドライバーを使ってキャスターをビスとナットで留めます。コツコツと続けなければいけない作業はわたしに存外合っているようです。一緒に作業する若い職人さんが締め忘れたビスを最終チェックで発見して注意することもあります。一つ一つわたしたちの手で作り、目で確認して出荷できるのはメーカーの喜びだと思います。

わたしたちが作っているキルトの商品は大きいものが多く、一般のお店で目にすることは珍しいです。わたしもアサヒの製品が引越しをするときに使用され、作業に使われているということを入社以前は知りませんでした。知って初めて、引越しの現場で使う道具に目が行くようになり、テレビでも注目してみるようになりました。

家具を梱包したり、機械を包んだり、床にひくマットなどは大きくて、5枚梱包すると結構重たいものです。出来上がった製品を積み重ねるとき、背の小さなわたしはとても苦労します。手伝ってもらわないとできない時もあり、声を掛け合って頑張っています。またPPバンドをかけるときも、力がなくて結束できない時もありますが、試行錯誤してようやくできるようになってきました。出来る限りのことは自力でやりながら、必要に応じて助けていただき、今後も少しでも会社のお役に立てるように努力してきたいと思っています。

Y・Tさん

※次回は9月15日発行の予定です。お楽しみに!