【コラム】ウィスパー 環七沿いの囁き Vol 1

ウィスパー 環七沿いの囁き Vol 1

 「環七」沿いに構える(株)アサヒの本社。50年前は田畑で春になると可憐な蓮華(れんけ)の花が咲くのどかなところでした。環状七号線は1964年(S39年)の東京オリンピック開催のための道路として開通しました。当時はほとんど建物のない広い道路が一直線に延び、交通量も少なかったのを憶えています。忙しい受発注作業の合間のふとした瞬間、窓の外に目をやった私の脳裏に昔の光景がよみがえり、そしてまた次の瞬間いま窓の外に見える現在の状況が飛び込んできました。「まあ大違い!」声に出して呟いてしまいます。

(株)アサヒも設立53年になります。環状七号線と供に成長して、現在に至っています。 この程(2月3日)本社1Fショールームが生まれ変わりました。床をすのこ風の造りにして、木の香りがする落ち着いた雰囲気の明るい空間です。野田にある「Jキルトファクトリー」の職人たちが一生懸命、丁寧に製作した商品を並べる陳列台も、お客様が手に取って見やすいよう高めに設計され、奥まで見通せるように細部まで工夫されています。(8月開催される東京オリンピックに合わせてのリニューアルではありませんが・・・)環七側1Fのショールームは全面ガラス貼りなので車からでも中の様子がうかがえます。

毎朝、本社の外回りの掃き掃除をしています。ある時、ふと信号待ちをしている車窓からの視線を感じ「私見られてる?」 大きな勘違いでした。(笑)ショールームの中を見ていました。木の温もりのあふれる室内は良い印象を与えたのだと思います。
お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さい(アウトレット品もあります!)。
お待ちしております。

M・Hさん