2024年新年のご挨拶とJキルトの未来

2024年新年のご挨拶とJキルトの未来

みなさま新しい年が始まりました。本年もよろしくお願いいたします。
さて、年が明けて早々大きな災害と事故に見舞われて、たくさんの方が不安や悲しい思いをされ、遣る瀬無い気持ちを抱えてのスタートとなってしまいました。
ですが、痛みを抱えておられる全ての人に、そこから新たな光が差し込み、希望と喜びに満ちた一年に変わって行くことを願って、また当社の職場の安全を願って、大師にお参りをしてきました。

そこで今回は、おいおい工場長でもおなじみの小生意気な中学生からの質問に答えていこうと思います。その質問は「キルト(縫製)に未来はあるのか!?」です。
そうですよね!ものづくりには厳しい時代、日本での生産を諦めて海外で物を作る沢山のメーカーさんがある中、どんな未来があるのかを今回はお伝えしたいと思います。

私たちはもともと引越し業界を始め、物流の業界で養生資材と言われるものと、荷役道具、つまり荷物を運搬するときに使う道具を作ってきました。しかし時代の流れとともにより安いものを求められ、使い捨てのビニール製品が流布する中で、苦しい時代を生きてきたと思います。

*さいたまスーパーアリーナ「マーチングバンド全国大会」にて

しかし、そこに来て大きく希望の光が見え始めたのは「他業界への進出」です。
自分たちが今までのルートに拘り、今までの仕事の仕方に執着すると、決して獲得することができない、他業界での仕事に挑戦したのです。ただ、この時意識したのは、全く関係のない未知の分野というよりは、「視点を変えて見えてくる業界」であること。もう一つは、その業界で課題を抱えているお客様としっかりと組んで、唯一無二の商品開発をする中で業界に対する知見を獲得し、一緒に成長させてもらう事!です。

そこで、最初に注目したのが「レンタル業界」でした。大きな展示会や国際会議、株主総会などたくさんの机や椅子、モニターやパソコン、マイクなどすべてはレンタル品です。その業界にはたくさんの商品があり、レンタルの度に会場に移動されてくるのでした。
2023年末には、その業界での定期的なフィットカバーの購入と、大きなソファー用の特注を作ったりすることで、倉庫の中身全てにカバーを被せた!と言っていただくことができました。

さらに展示会を通して、仏壇メーカーさんにも着実に広がりつつあります。
そして、2024年は「命を守る」をテーマにカバー作りをして行きたいと思っています。視点を変えて見えてきた業界、それは、畜産分野と農業分野、アグリカルチャー業界でした。お客様からの引き合いもあり、農業機械にかけるカバーと、動物を冷害から守るカバーを開発しようとしています。詳しくは開発が終わったらお知らせできると思います。是非楽しみにしていてください。

*第二倉庫

さてその様にすそ野は着実に広がっています。そしてニーズが吸収できるようになってきました。今度は一緒に働くメンバーも成長し、また新しい仲間も増やさないといけません。
ぜひ
「新しい仕事にチャレンジしたい!」
「ものづくりを通して社会貢献したい!」
「意味のある人生を生きたい!」
と思う若者は、アサヒの採用ページからアクセスしてください!
あなたの参加を待っています!!(笑)
倉庫も増やして仕事の幅も増えてますよ!!