『おいおい工場長』Vol.1「ミシンの会社ってダサくない!?」
ある生意気で辛辣な小学生、アキレス君(想像の人物です)からコメントをもらいました・・・
ミシンの会社ってダサくないかっていうことなんですが、さて工場長はなんて返すのでしょうか?
アキレス君
だってさ〜ミシンっておばさんの仕事でしょ。なんで男がやってんの?
ば〜ろう!舐めたらいかんぜよ!
縫製はものづくりの基本。世界中にあるたくさんの製品が縫製、ミシンを使って作られているんだよ。
例えばアキレス君がいつもお父さんに乗せてもらっている車のシートも、カーテンも枕も、そしてベッドのマットレスもミシンで作っているし、特殊なもの!宇宙服だってそうなんだ!!
ルーク工場長
なるほど・・・でもそれって、男がやっていてカッコ悪くないって質問の答えになってないよ!
そうだね。
当然僕たちもミシンは使うし、縫製の仕事もできるけど、一番カッコいいのは、自分で想像して、絵や図面に描いたものを実際に縫製して作れるってこと!
これは結構かっこいいよ!
そして、ミシンは機械だから、壊れることもある。そういう時は我々男性陣が機械の修理をするんだよ!これは本当にモテるんだぜ!
え!?そうなの?・・・ちょっとカッコよく思ってきたな。
でも、狭い部屋で机の上でちょこちょこした仕事してるんでしょ?
ふ〜ん、そう思う!?
実は僕たちはキルトのメーカーで、一貫生産しているから、実はいろんな機械を使ってものづくりをしているんだ!ただただ縫うだけの仕事じゃないんだよ。
例えば綿を作る製綿機は20畳以上の広さのある機械だし、キルティングマシンはおそらくアキレス君の子供部屋くらいある。
木製台車も作ってるから、大工さんの道具を使ったり、機械のメンテで溶接をしたり、インパクトドライバーやエア工具なんかも揃っているのさ!
え!?なんかミシンって言っても結構男らしい一面もあるのか。
でもでも世界が狭くない?ただ作るだけでしょ!?
あま~い!!
実は何より一番の自慢は、すべての材料を一から作っているわけではなくて、全国の専門家の職人さんから買い付けしているという事。
例えばベルトは静岡県にある老舗メーカーからオーダーメイドの材料を購入しているし、生地は北陸で機屋(きばたや)さんに織ってもらって、染工場に染めてもらっている。
そんな工場を見学に行って商品を確認したり、代表者の方と交渉したりすることもできるんだ。
そういう一流の職人さんや工場さんと連携して「Jキルト」は作られているのさ!だから日本の職人さんの合体技がアサヒの商品なんだ。
ううう~ん。
まあ、今回はダサくないに一票かな。
次は負けないからな~!!!!
ははははは!
何時でも来なさ~い!!