「S D Gs バッグの価値」Jキルトの場合
わたくしたちアサヒでは、SDGsが今日のように叫ばれる以前よりサスティナブルな取り組みを行っています。
アサヒの商品は繰返し何度も使用できるので「ゴミを出さない商品=SDGs」に繋がっています。
商品を製作する際には、キルトの端を揃えカットをするなど、切落とし作業があります。その際にどうしても余り生地が出てしまいます。例えばバームクーヘンの端をカットするイメージです。バームクーヘン同様切り落としといっても商品と同じ生地なのでとても良品ですし丈夫です。
その切り落としたキルティング生地を以前より何かに利用出来ないかと考えており、女性プロジェクトチーム内で発案されたのが「キルティングバック」なのです。
普段持ち歩くのに丁度良いサイズ、女性男性それぞれのニーズに合わせ幅広く使用できるようにサイズ・色・形をどのようにしたら良いかと何度も会議を繰返して来ました。
そして工場の制作チームと協力し出来上がったのが、我らが「S D Gsバッグ」なのです。初めて出来上がった時はとても感動しました。
アサヒ本社ビルには1階にショールームがあり、フィットカバーやセーフティカバーなどアサヒの商品をご覧いただき購入をしていただくことが出来ます。
また、規格サイズ違いや色違いで制作したものをお安く購入して頂けるコーナーもございます。
その場所へバックも一緒に並べ来店されたお客様に購入をして頂けるようにしました。
ショールームの前を通る方々にも見えるようショーウインドーの前面にも配置しました。
どなたでも気軽に購入して頂けるよう価格をとてもお安く設定したところお客様から、「どうしてこんなに安いの!?」「他で買ったらもっと高いよ!」とよく言われます(笑)
なぜ低価格にしているのかというと、国内の自社工場で製作していること、規格品として裁断をしていないこと、そしてわたくしたちはバックの販売店ではないということ。
この企画のコンセプトはSDGsの取り組みで無駄やゴミを出さないという活動の一環です。なかでも、引越や運搬だけではなくお客様の身近なところでJキルト商品をお使いいただきたいという思いから企画されたことなので価格重視ではないからです!
ショールームは環七沿いで車はもちろんのこと歩道は自転車や歩かれている方も大勢います。
その方々が立ち止まってウィンドウを覗き込んでバックを見ていただけること、ショールームに入られて購入し品質と価格に喜んでいただけることは、これまで近くにお住いの方々との接点が無かったアサヒにとって地域の方々とお近づきになれるとても素敵な機会になっています。
また、そのように地域社会に関われることは私たちにとっても大きな喜びとなっています。
4月に販売したバックは即完売となり、5月の第2弾も嬉しいことに既に完売いしました。
現在はまた新たなバックを製作中です。
毎日暗いニュースが流れ気持ちまで暗くなる世の中となっていますが「安くバックが買えた!」
「プレゼントしたら喜ばれた!」など日常のなかで少しでも幸せな気持ちになるお手伝いが出来たらと願いこれからも様々な商品を作り上げたいと思います。
C・Tさん