【コラム】ウィスパー 環七沿いの囁き Vol 10

ウィスパー 環七沿いの囁き Vol 10

営業課の責任ある立場として、54期(2020年2月~2021年1月)を振り返ってみました。昨年は大きな試練が世界中で仕事をするビジネスマンに雨のように降り注ぎました。

当社も同様に新型コロナウイルスによる影響を受けた部分もあったのですが、
何とか、ぎりぎりですが前年並みの売上を確保することができました。それもすべてお付き合いいただいているお客様、共に働く仲間たちの支えがあったからにほかなりません。

さて、大きな違いや変化はどこにあったのでしょうか?前年と比較して出荷量が大きく下がったところがまず頭に浮かびます。
・ホテル関連 建設が止まってしまいカバー類が全く出ませんでした。
・イベント関連 什器用のカバー類は、件数・数量ともに激減しました。

次に、良く変化したところは、前年と比較して出荷量が大きく上がったところも同様に思い当たります。
・オリンピック関連 開催の準備は出来ています。
・運送関連 特殊機器の保護用カバー(GOOD DESIGN賞も受賞しました)

結局のところ、新たに生まれた需要で、苦しく、下がった分を何とかカバーできたというところです。特に大手企業の旺盛な企業努力に参加させていただいて生まれた需要が今回の救いの手でした。

ちなみに、
・オリンピック関連の案件の最初の打合せは2019年7月で、商品を納めた最終は2020年10月。
・特殊機器カバー関連案件の最初の打合せは2019年7月で、商品を納めたのは2021年1月でした。

どちらも今から1年半ほど前にスタートした案件が、1年以上もかかりましたが、54期に成約し納品までこぎ着けることができたのは運が良かったというのか、助けられた気がします。

実際、納期を間に合わせるために、自社工場には相当無理を言いましたが
我が社の職人たちはそれに一丸となって応えてくれました。
ナイスなチームワークです。

55期に入ってもこの全社を挙げたチームワークで、
世界を席巻する艱難辛苦の荒波を乗り越えて行きたい。
乗り越えて行きます!

Y・S さん

※次回は3月31日発行の予定です。お楽しみに!