【コラム】工場社員の一日

工場社員の一日

  • ① 製造準備

    工場職員の一日は事務所、工場のカギを開け、シャッターを開けるところから始まります。
    すがすがしい朝日を浴びて鍵を開けるときも、厳しい寒さや台風の日も、私たちの一日はここから始まります。機械の電源を入れ、コンプレッサーを始動させ、エアコンや設備に点検も毎日の日課です。

  • ② 朝礼・昼礼の開催

    朝礼や昼礼の開催も欠かすことのできない業務です。今日一日の各員の業務の指示と納期が間に合っているかの確認、業務の流れの中で滞っているところがないかどうかを確認し、短期計画、中期、長期計画の修正をします。また、従業員全員と顔を合わせ挨拶をかわし「職場の教養」の読み合いをするのも声を出し合うコミュニケーションの大事なひと時です。さらに、昼礼後はキルティングの下糸「シャットル」の用意の作業も皆で行います。一つ一つ糸調子を整えながら500個~多いときで2000個近いシャットルを用意します。

  • ③ 製造業務

    朝礼後は各部署に分かれて製造業務に当たります。「率先垂範」がモットーです。自分でも手を動かし体を使い、みんなと一緒になって汗を流します。ここに連帯感が生まれます。
    各部署の班長を担う社員は熟練の職人から技を学ぶ時もあり、新人に技術を教えることもあります。時には年上でも注意をしたり、危険があれば生産ラインを止めて話をすることもあります。共に働く仲間の安全を守り、確かな品質、商品の安心を守る。それが私たち社員の仕事です。

  • ④ 事務作業

    夕方、製造業務が終わると事務作業をします。明日の仕事の段取りと残務を処理し、製造予定表を作り、出荷予定を確認します。日報の内容点検や、会議の議事録作成、健康診断管理、新人教育プログラム作り、業務改善案の話し合いや必要な道具つくりも大切な準備。「自分で使うものは自ら作ろう!」コレがアサヒの第二のモットーです。

  • ⑤ 業務終了

    工場の各所電源の確認、施錠をして業務は終了です。必要に応じて、スタッフミーティングや会議の準備、イベントの準備なども社員で行います。時には社員同士で飲み会も!!