株式会社アサヒ

事務の現場から見た、お客様との絆の物語

事務の現場から見た、お客様との絆の物語

営業事務という仕事は、オフィスという表舞台からは見えない場所から、営業担当やその先にいらっしゃるお客様を支える大切な役割を担っています。

お客様と直接お会いする機会は、決して多くはありません。しかし、日々の電話口での丁寧な声のトーンや、メールの一文字一文字に込める小さな気配りから、少しずつ確かな「絆」が生まれていくのを感じています。お互いの顔が見えないからこそ、心の距離を縮めたい。そう願って重ねるコミュニケーションの先に、電話やメールを通じて深く温かい信頼関係が築かれていくストーリーが、この現場には確かに存在しています。

毎日、全国のお客様から寄せられるお問い合わせやご注文に対応する私たちは、いわばお客様にとって「一番身近な相談役」です。だからこそ、どのようなご質問に対しても、いつでも的確で安心していただける言葉をお返しできるよう、日々の製品知識のアップデートや学びの姿勢を何よりも大切にしています。

例えば、私たちアサヒの看板商品である「フィットカバー」は、サイズに関するご相談を特に多くいただく製品です。「うちの什器には、本当にこのサイズで合っているかしら?」と不安そうに尋ねられた際には、単に規格の数字をお伝えするだけではありません。商品の最大の特性である「生地の伸縮性」を考慮しながら、何よりもフィット感の要となる「胴回りのサイズ」が重要であることを丁寧にご説明します。お客様が実際にそれを使われるシーンを想像しながら、最も早く、そして安全にお使いいただける最適なサイズをご提案できたとき、画面や受話器の向こうでお客様のホッとした笑顔が浮かぶような気がするのです。

また、ありがたいことに何度もリピートしてくださるお客様から「前回と同じサイズをお願いね」とご希望いただいた際には、すぐに過去の購入履歴をお調べし、スムーズでストレスのないご案内を徹底しています。時には、大切にお使いいただいている実物を店舗へ直接持ち込まれるお客様もいらっしゃいます。そんな時は、お客様と同じ目線に立ち、「どうすれば一番使いやすくなるか」を一緒になって頭を悩ませながら、最適な1枚をじっくりと考え抜きます。この「一緒に悩む時間」こそが、お客様との距離をぐっと縮め、新たな絆を結んでくれる大切なひとときです。

「常にお客様に寄り添うこと」・・・これは、私がこの職場に入ったばかりの頃に、先輩から受け継いだとても大切な教えです。 毎日、何件もの案件がデスクに積み重なる中でも、その一つひとつを決して機械的な作業にせず、まるで今日最初のお客様であるかのように丁寧に対応する先輩の姿を、私はいつも隣で見つめてきました。どんなに忙しくても、お客様への配慮を絶対に忘れないその仕事ぶりに深く感服するとともに、「私もいつかあのような存在になりたい」と、日々の大きな目標としてその背中を追いかけています。

商品に対する小さなお悩み相談から、時には厳しいご意見やクレームの対応まで、お困りごとを抱えるお客様の心にどこまでも寄り添うこと。そして、最終的に「あなたに相談してよかった、ありがとう」とご納得いただき、笑顔で購入していただけた瞬間の喜びは、この営業事務という現場だからこそ出会える、何物にも代えがたいやりがいに満ちた「絆の物語」です。

営業事務Sさん