FAQ

気になる項目

キルティングの保護能力に関して

キルティングって、もこもこした布団のイメージです。本当にモノを保護できるのですか?

はい、お任せください。アサヒのキルティングは、単なる手芸用のキルトとは全く異なります。長年の経験から生み出した、衝撃を吸収し、傷から守るための構造になっています。見た目以上の保護能力に、多くのお客様から満足の声をいただいています。

薄く見えますが、どのくらいの衝撃に耐えられますか?

アサヒのキルティングは、独自の三層構造(表地、中綿、裏地)になっています。特に中綿には、衝撃吸収性に優れた素材を厳選し、自社工場でオリジナルブレンドしています。具体的な耐衝撃性を試した動画もございますので、お気軽にお問い合わせください。Youtube: https://youtu.be/IoNIFFZKFGwhttps://youtu.be/IoNIFFZKFGw

どのような仕組みでモノを守るのですか?

キルティングの表面の生地が擦り傷を防ぎ、中の綿がクッションとなって衝撃を和らげます。この「ダブルの保護」により、大切な品物を様々なダメージから守ることができます。

他社の安価な保護材と何が違うのですか?

アサヒは、生地の選定から中綿の製造、縫製まで、すべて国内の自社工場で一貫生産しています。特に、保護材の心臓部である中綿は、用途に合わせて最適な配合を研究したオリジナルブレンドで、自社工場で作っています。また、生地やゴムなどの素材ほぼ100%国内製造品を使っています。この「こだわりの品質」が、他社製品との大きな違いです。

「オリジナルブレンド中綿」とは何ですか?

長年の経験とお客様の声をもとに、保護するモノや用途に合わせて、反発力や柔らかさの異なる複数の太さや中空(ストロー型)や中実などのタイプの原綿を独自に配合し、開綿した、アサヒだけの特別な中綿です。これにより、最適な保護性能を発揮します。

使っているうちに、中綿がへたって薄くなる、破れる、ほつれるなどありませんか?

ご安心ください。アサヒの中綿は、復元力が高く、へたりにくい素材を厳選しています。また、キルティングの縫製(ステッチ)にも、中綿が偏りにくい工夫を凝らしており、長期間にわたり安定した保護性能を維持します。永遠に使えるわけではありませんが、毎日使うハードユーズの専門業者さんでも3年〜5年は間違いなく持つことが実証されています。

実際に製品の頑丈さを確認する方法はありますか?

はい、ぜひ本社のショールームにお越しください。様々な製品サンプルを実際に手に取って、その質感や厚み、丈夫さをお確かめいただけます。生地サンプルの送付も可能ですので、お気軽にお申し付けください。

なぜ「フィットカバー」はプロの業者に選ばれているのですか?

プロの現場では、保護能力はもちろん、作業性も重視されます。「フィットカバー」は、十分な保護能力を維持しつつ、軽量で扱いやすく、どんな形状にもフィットする伸縮性があるため、作業効率が格段に上がります。このバランスの良さが、プロに選ばれる理由です。また、キルトを素材として形状や大きさをカスタムでカバーする製品に合わせたカスタム品も、1点からお作りすることが出来るのも特徴の一つです。

防水性はありますか?雨に濡れても大丈夫ですか?

標準品は防水ではありませんが、撥水加工や防水生地を使用したオーダーメイドも可能です。屋外での使用や、水濡れが心配な場合は、ぜひご相談ください。

防炎性はありますか?

はい、防炎生地を使用した製品も製作実績がございます。特注のカスタムメイドになりますが、製作が可能です。ホテルの備品、舞台装置や音響機材など、防炎性能が求められる現場でも安心してご使用いただけます。

製品の構造に関して

キルティングの縫い目(ステッチ)には、どんな意味があるのですか?

ステッチは、見た目の美しさだけでなく、中綿がずれたり偏ったりするのを防ぎ、保護性能を均一に保つという重要な役割を担っています。また、縫製を細かくすることで、ほつれにくさ、破れにくさを実現しています。また、ステッチをなん度もクロスさせる(交差した柄を採用している)ことで、糸が切れてしまっても、全て解けてしまわないように、クロスのところで止まるようになっています。

どのような素材でできていますか?

表地、裏地にはポリエステルやナイロンなど、丈夫で扱いやすい生地を主に使用しています。中綿は、ポリエステル綿100%で、オリジナルブレンドしています。ご要望に応じて、様々な素材での製作が可能です。素材は、ミシンで縫製ができるものであれば、多種多様な素材を検討できます。レーヨンや綿生地も実績があります。また平ゴムは天然ゴムを利用し、法令における避けるべき有害物質などは全てクリアした素材を厳選しています。

「Jキルト」というブランドは何ですか?

「Jキルト」は、アサヒが国内の自社工場で、誇りを持って製造する製品の証です。Made in Japanの確かな品質をお約束するブランドマークです。

汚れた場合、洗濯はできますか?

素材にもよりますが、多くの製品は手洗いや、洗濯ネットを使用した洗濯機での洗濯が可能です。ただし、製品によっては専門のクリーニングが必要な場合もございますので、詳しくはお問い合わせください。

生地が破れたりほつれたりしにくいですか?

はい、引越しや輸送など、プロの現場でのハードな使用を想定し、摩擦に強く、破れにくい丈夫な生地を選定しています。縫製も熟練の職人が丁寧に行っていますので、ほつれにくい仕上がりです。縫製ステッチのピッチ細かさや柄の細かさがそこに寄与しています。

製品選びに関して

家具に合うカバーを探しています。どの製品が良いですか?

椅子やテーブル、ソファなど、様々な形状の家具に専用のカバーをご用意しています。また、ゴムの力で複雑な形状にもぴったりフィットする「フィットカバー」もおすすめです。サイズも豊富にご用意しております。ぜひ電子カタログやホームページ上の製品案内をご覧ください。また印刷物もご用意しております。ご要望の際には郵送しますので、お申し付けください。

特殊な形の機械に合うカバーはありますか?

はい、お任せください。アサヒの最も得意とするところです。お客様の機械の形状やサイズに合わせて、1点からオーダーメイドで専用カバーを製作いたします。状況やニーズに合わせて可能なパターンを提案します。気軽にニーズを教えてください。

冷蔵庫や洗濯機を運ぶ時に使うカバーはどれですか?

こちらも「フィットカバー」が最適です。筒状で伸縮性があるため、様々なサイズの家電に簡単に被せることができ、スピーディーに梱包作業が完了します。また、フィットカバーを使ってベルトなどを合体させた冷蔵庫、洗濯機の専用カバーもあります。
フィットカバー: https://www.asahi-m.co.jp/a/2230
冷蔵庫カバー: https://www.asahi-m.co.jp/a/2217
洗濯機カバー: https://www.asahi-m.co.jp/a/3700

「フィットカバー」と「セーフティカバー」の違いは何ですか?

「フィットカバー」はゴムが入った伸縮性のある筒状のキルトで、様々な形状のものにフィットさせることができます。「セーフティカバー」は、いわゆる「あて布団」と呼ばれる平らなキルトで、床や壁の養生、荷物の間に挟む緩衝材として使われます。また、フィットカバーをかける際、角に引っかかるのを防ぐために、上にかけたりして使います。

パソコンやタブレットなど、小さいものを保護するカバーは作れますか?

はい、もちろん可能です。精密機器用に、よりクッション性の高い素材を使用したり、内側に柔らかい生地を使ったりと、ご要望に応じた専用カバーを製作いたします。実績例としてデザインを手がける会社さんにP Cスリーブやクッションとして購入していただいた実績もあります。
https://www.d-department.com/item/FITCOVER.html?srsltid=AfmBOorXcn6TzjikL8zkH3B_JNFZ2ow5LjsASTSjZAbj-HQo2B3NN052

楽器(ギター、キーボードなど)のカバーも作れますか?

はい、実績も多数ございます。楽器の形状に合わせた立体的な縫製や、持ち運びやすいように取手を付けるなど、様々なご要望にお応えします。ただ、ギターカバーやケースなどは専門のメーさんがあり、そちらの方が安価だと思います。ですが、特殊な楽器や大きな楽器などは、専門のケースやカバーがない場合があり、当社の方で製造したりしています。
ティンパニー: https://www.asahi-m.co.jp/a/project/hpb-80l_a
コントラファゴット: https://www.asahi-m.co.jp/a/project/tkp552-02

屋外で使うもの(室外機、自転車など)のカバーも作れますか?

はい、可能です。その場合は、雨や紫外線に強い生地(撥水、UVカットなど)をご提案させていただきます。

大型 冷蔵庫を運びたいのですが、何を用意したらいいでしょうか?

冷蔵庫の円周が3000㎜(450リットル程度)の場合は、フィットカバー110Lサイズ2枚とベルト4本です。

カバーの色は選べますか?

はい、定番色の他に、豊富なカラーバリエーションをご用意しております。コーポレートカラーに合わせたい、現場で目立つ色にしたいなど、ご希望をお聞かせください。ただし、ロットが発生する場合もあります。ぜひ本社営業部にお問い合わせください。

まずは相談だけでも大丈夫ですか?

もちろんです。「こんなものを作りたい」という漠然としたイメージでも構いません。専門のスタッフが丁寧にお話を伺い、最適なプランをご提案させていただきます。使用する状況のわかる画像、カバーする対象物の画像とサイズがあれば、より具体的にご提案させていただきます。

注文の前に、サンプルを見ることはできますか?

はい、可能です。生地サンプル、キルトの種類のサンプルをお送りすることができます。また、本社ショールームで実際の製品をご覧いただくことができます。

オーダーメイドに関して

オーダーメイドは、1枚からでも注文できますか?

はい、アサヒは「1枚から」のオーダーメイドをコンセプトにしております。個人のお客様から法人のお客様まで、お気軽にご注文いただけます。

オーダーメイドの注文方法を教えてください。

まずは、お電話、FAX、またはウェブサイトのお問い合わせフォームからご連絡ください。保護したいモノのサイズや形状、ご要望などをお伺いし、お見積もりを提出いたします。

既製品にないサイズの平あてぶとんは作れますか?

はい。作れます。
アサヒは国内(千葉県)に製造工場を持っていますので、小ロットからお客様のご要望にそった、サイズ、形状を製作できます。 カスタマイズ製作例もご覧ください。

サイズの測り方がわかりません。

ご安心ください。お電話などで、測っていただきたい箇所を具体的にお伝えします。簡単な図面や写真を送っていただけると、よりスムーズです。場合によっては、採寸にお伺いすることも可能です(都内近郊に限ります)。

デザインの相談にも乗ってもらえますか?

はい、もちろんです。お客様の使い勝手が良くなるよう、持ち手の位置やマジックテープでの開閉、ポケットの追加など、様々な仕様をご提案できます。色やパーツの形などもお話をしながら決めさせていただきます。

ロゴや文字を印刷することはできますか?

はい、可能です。基本的にはターポリン(ターポリンは、ポリエステルやナイロンなどの布や織物の両面に、塩ビ樹脂を塗布させた生地です)。という会社のロゴや管理番号などを印刷することで、資産管理にも役立ちます。

注文してから、どのくらいで届きますか?

仕様や枚数によって異なりますが、1ヶ月〜2ヶ月程度を最低でもいただいています。お見積もりの際に、おおよその納期をお伝えいたします。また、カタログ掲載の規格商品に関しては在庫も置いていますので、状況によっては翌日出荷できる時もあります。お急ぎの場合は、可能な限り対応させていただきますので、ご相談ください。

過去に作ったものと同じものを、追加で注文できますか?

はい、可能です。過去の製作データは保管しておりますので、すぐに追加生産に入ることができます。以前のお見積りや発注書を添付していただけるとスムーズです。

自分でデザインしたカバーを作ることはできますか?

はい、お客様の設計図やデザイン案を基に製作することも可能です。ぜひ、お客様のアイデアをお聞かせください。当社の熟練の設計班や縫製技術者からプロフェッショナルならではの技術的アドバイスも併せてさせていただきます。

遠方ですが、オーダーメイドの注文は可能ですか?

はい、日本全国どこからでもご注文いただけます。お電話やメール、オンラインでの打ち合わせも可能です。

予算が決まっているのですが、相談できますか?

はい、ご予算に応じて、生地や仕様を調整するなどのご提案が可能です。お気軽にご相談ください。

保護・養生に関して

引っ越しの時に、床や壁を傷つけないようにするにはどうすればいいですか?

床の養生には、裏面に滑り止め加工が施された「ノンスリップマット」が最適です。壁や柱、ドアノブなどには、「フィットカバー」や「セーフティカバー」を被せると安心です。また当社の商品以外でも取扱商品があります。壁養生のボードだったり、ボードを留める道具なども併せて提案させていただけます。

家具を輸送する時に、角が欠けたりしないか心配です。

「フィットカバー」を使えば、家具全体をすっぽりと覆うことができます。特に傷つきやすい角の部分もしっかりと保護しますので、安心してお運びいただけます。角のみを養生するキルトの角あても製造実績があります。特に注意が必要な商品や絶対安全を求められる場合、ご相談ください。

車に荷物を積むときに、内装に傷がつくのを防ぎたいです。

トランクや座席に「セーフティカバー」を敷くことをお勧めします。荷物の滑り止めにもなり、運転中の荷崩れ防止にも役立ちます。

ガラス製品や陶器など、割れ物を運びたいのですが。

「セーフティカバー」で一つずつ丁寧に包むことで、品物同士がぶつかって破損するのを防ぎます。ダンボールの中に敷く緩衝材としてもお使いいただけます。

イベントで機材を搬入・搬出するのですが、どんな保護材がおすすめですか?

スピーカーや照明機材など、高価でデリケートな機材には、それぞれの形状に合わせた専用カバーの製作をおすすめします。また、台車での運搬時には、床養生として「ノンスリップマット」が活躍します。

「ノンスリップマット」は、なぜ滑らないのですか?

裏面に特殊な滑り止め加工(PVC)を施した生地を使用しているため、床にしっかりと密着し、マットの上を歩いたり、台車を動かしたりしてもズレにくくなっています。作業員の安全確保にも繋がります。また洗濯試験も行っており、1年間月3回の洗濯を実施しても、太陽光に干して乾燥させても劣化なく、機能性は変わらないという実績がありますので、安心してご使用いただけます。

カバーをかけたまま、保管しても大丈夫ですか?

はい、問題ありません。ホコリや湿気、紫外線などから大切な品物を守る、保管用のカバーとしても非常に有効です。ただし、フィットカバーはゴム入りの製品のため、長期間伸ばした状態で放置されますと、ゴムのキックバック性能(戻る力)が損なわれることがあります。ご注意ください。

繰り返し使えますか?

はい、アサヒの製品は、プロの現場でのハードな使用にも耐えうる丈夫な作りになっています。繰り返しお使いいただくことで、ゴミの削減にも繋がり、経済的です。実績としては、プロの引越し業者のユーザー様の話では、ハードに使用して5年は間違いなく使い続けられる。場合によっては7年ほど問題なく使えます。とのことでした。

使わない時の収納方法は?

畳んだり丸めたりして、コンパクトに収納できます。軽量なので、持ち運びも簡単です。また、専用の「布団収納ケース」や類似のエステル帆布(トラックの荷台シートなどに使用する丈夫な生地)製のケースも展開しています。

平あてぶとんの厚みを教えてください。

キルティング製品ですので、厚いところ、薄いところがありますが、平均すると約10mmです。
なお、特注で厚み(綿の量)を変えることも可能です。

平あてぶとん3×6(サイズ:900×1800)の重さは?

KP3-6 平あてぶとん900×1800サイズで、約1300gです。

PP角カンベルトの強度は?

PPベルト自体の破断強度は740Kg。

アサヒのキルティング製品は国産ですか?

平あてぶとん、フィットカバーなど主要製品は、千葉県にある自社工場で生産しています。

ニューモッコは、何キロまで持ち上げられますか?

積載荷重は、約300Kgです。ただし、大人2名で持ち上げられる重さとしては、200Kgぐらいまでが適正です。

移転ラベルのリピール紙って何ですか?

繰り返し貼ってはがせる再剥離(さいはくり)タイプの粘着剤を使用した紙です。
ダンボール箱に貼ってもきれに剥がせます。ただし、長期間貼っていると剥がしづらくなります。

木製台車のキャスターは何を使っていますか?

国内大手メーカーのキャスターを使用していますので、丈夫で長持ちします。エコノミー台車(MD-E100L・MD-E75S)は、ノーマルキャスターを使用。それ以外の台車は微音キャスターを使用していますので、室内廊下や夜間作業など、音が気になる環境でも、快適に使用できます。

4人で担(かつ)ぐタイプのモッコはありますか?

あります。ご要望にお答えして、製品化しました。

保護材以外にも、傷を防ぐ商品はありますか?

はい、荷締め用のベルトやロープ、緩衝材(プチプチなど)といった包装・養生資材も幅広く取り扱っております。輸送や保管に関するお困りごとは、何でもご相談ください。

フィットカバーのサイズは、どのように選んだらよいでしょうか?

ニューモッコの使い方

肩なわの使い方

PP角カンベルトの結び方

様々な用途に関して

工場で製品を工程間で移動させる時に、傷がつくのを防ぎたいです。

製品の形状に合わせた専用カバーや、製品を載せる台車に敷くマットなどをオーダーメイドで製作いたします。生産効率の向上にも貢献します。また、ロールボックス(かご台車)の内張や全体を囲むカバーも製作事例があります。

美術品や骨董品など、非常にデリケートなものを運びたいのですが。

美術品輸送のプロにも採用されている実績がございます。作品の価値を損なわないよう、最適な素材と仕様をご提案させていただきます。

ペットが家具で爪とぎをしてしまうのを防ぎたいのですが、カバーは使えますか?

はい、そういったご相談もいただきます。丈夫な生地を使えば、爪とぎによる傷を防ぐことができます。お気軽にご相談ください。

舞台やイベント会場で、黒い布で機材などを隠したいのですが。

両面黒色仕様の「ブラックフィットカバー」が最適です。伸縮性があるので、様々な形状の機材にフィットし、景観を損ねません。伸びないキルト「セーフティーカバー」を素材として使用した特注カバーも黒い表生地にて製造することができます。

レジャーで車に汚れたもの(キャンプ用品、スポーツ用品など)を積む時に使えますか?

はい、非常に便利です。「セーフティカバー」をシートに敷けば、泥や水滴で車内が汚れるのを防ぐことができます。

32型の薄型テレビに、ちょうど良いサイズのフィットカバーはどれですか?

フィットカバー50S又は80Sが適応サイズです。 フィットカバーSサイズ:32~40インチのテレビに対応。  フィットカバーMサイズ:40~52インチのテレビに対応。

これを梱包したいが、どうしたらいいか相談したい。

アサヒへお気軽にお問い合わせください。
TEL.03-3855-0211、FAX.03-3857-4747、メール sales@asahi-m.co.jp

品質と信頼性に関して

なぜ国内生産にこだわっているのですか?

お客様からの細かなご要望に迅速にお応えし、品質を常に高いレベルで管理するためです。熟練の職人による丁寧なものづくりと、万全の検品体制で、お客様に安心と信頼をお届けします。

品質管理はどのように行われていますか?

材料の受け入れから、裁断、縫製、検品、出荷まで、全ての工程で厳しい品質基準を設けています。各工程の担当者が責任を持ってチェックを行い、最終検品で基準をクリアした製品のみを出荷しています。私たちの商品は一品一品、検査員が手で触れて、目で見て確認を行なっております。

工場を見学することはできますか?

はい、可能です。ぜひ、私たちのものづくりの現場をご覧ください。大型のキルティングマシンが稼働する様子や、製綿機で綿を作る様子、職人が一つひとつ丁寧に製品を仕上げる工程を直接ご確認いただけます。(要予約)

創業から50年以上とのことですが、一番の強みは何ですか?

50年以上にわたり、お客様の声に耳を傾け、キルティング保護材の可能性を追求し続けてきた「経験と実績」です。そこから生まれる提案力と、それを形にする技術力が、私たちの最大の強みです。

「フィットカバー」が国内生産量No.1である理由は何ですか?

発売から40年以上、常に品質改良を重ね、お客様の信頼を積み重ねてきた結果だと考えております。保護能力、作業性、耐久性の全てにおいて、高い評価をいただいております。

海外でも使用されていますか?

はい、「フィットカバー」はアメリカやヨーロッパをはじめ、世界各国のプロの現場で広くご使用いただいており、その品質は国際的にも認められています。

環境に配慮した取り組みはしていますか?

はい、繰り返し使える製品を提供することで、梱包資材の使い捨てを減らし、環境負荷の低減に貢献しています。また、生産工程での廃棄物削減にも努めています。製綿機にて綿から作るのも、端材の中身を再利用する取り組みの大きな要になっています。

耐用年数はどのくらいですか?

ご使用状況や頻度によって異なりますが、プロの引越業者様が毎日ハードに使用されても、数年間にわたりご愛用いただいているケースが多く、非常に耐久性が高い製品です。当社としては3年程度でお取り替えを推奨していますが、耐用年数の観点からは5年〜7年となります。(使用状況や使用方法によって変わります。具体的に知りたい方はお問合せください。)

アフターサービスについて教えてください。

ご使用中に生じたほつれや破れの修理も承っております(有償)。長くご愛用いただけるよう、万全の体制でサポートさせていただきます。

製品の安全性を証明するものはありますか?

ご要望に応じて、使用している生地の物性データなどを提出することが可能です。また、防炎製品については、防炎性能試験の証明書などもございます。

コストと発注に関して

見積もりは無料ですか?

はい、お見積もりは無料です。お気軽にお問い合わせください。ただし遠隔地や離島への出張見積りや型取りが必要な複雑なものの場合、有償になることもあります。ぜひお問合せください。

価格はどのように決まりますか?

製品の種類、サイズ、数量、生地や仕様(オーダーメイドの場合)などによって決まります。お客様のご要望とご予算を伺い、最適な形状の提案によりお見積もりを提示させていただきます。

大量に発注する場合、価格は安くなりますか?

はい、ご注文数量に応じて、ボリュームディスカウントをさせていただきます。

支払い方法について教えてください。

法人のお客様の場合は、お取引条件に応じて、掛け売り(請求書払い)にも対応しております。詳しくはお問い合わせください。

発注から納品までの流れを教えてください。

①お問い合わせ・お見積もり → ②ご注文 → ③(オーダーメイドの場合)仕様確定・納期決定・製作 → ④検品 → ⑤出荷・納品 という流れになります。

継続的に取引をしたいのですが、可能ですか?

はい、もちろんです。多くのお客様と長年にわたりお取引をさせていただいております。安定供給をお約束します。

現在使用しているカバーのコストダウンを検討しています。相談に乗ってもらえますか?

はい、ぜひご相談ください。現在の仕様や使い方をヒアリングさせていただき、品質を維持、あるいは向上させながら、コストを削減できるようなご提案をさせていただきます。また、既存でご使用いただいているカバーをご提供いただければ、同等製品の提案もできます。

B級品のアウトレット販売とは何ですか?

製造過程で発生した、わずかな汚れや縫製のズレなど、通常品としては販売できない製品を、特別価格でご提供するものです。本社ショールームのアウトレット売り場で販売しており、大変ご好評をいただいています。

総合カタログはありますか?

はい、ございます。ウェブサイト上で電子カタログをご覧いただけます。ご希望であれば、冊子版の送付も可能です。必要に応じてキルトのハンドサンプルも送付可能です。

最小ロットはありますか?

定番品については1枚からご注文いただけます。オーダーメイド品も、基本的には1枚から製作いたしますが、仕様によっては最小ロットを設定させていただく場合がございます。

フィットカバーは、どこで買えますか?

全国の包装材料店、トラスコ中山やMonotaROなどの工具材料系の通販、運輸会社系商社、AmazonやYahooショッピングなどのECサイトで取り扱いがあります。
ホームセンターなどではほとんど入手できません。
お近くの会社で取り扱いがない場合は、アサヒまでお気軽にお問い合わせください。
TEL.03-3855-0211、FAX.03-3857-4747、メール sales@asahi-m.co.jp

フィットカバーや平あてぶとんの価格を教えてください。

すでに、販売店とお取引がある場合は、取引先の販売店へ、お問い合わせください。
特に、決まった購入先がない場合は、アサヒまでお気軽にお問い合わせください。
TEL.03-3855-0211、FAX.03-3857-4747、メール sales@asahi-m.co.jp

平あてぶとんフィットカバーの返品・交換は可能ですか?

基本的に可能です。ただし一部返品・交換ができないものもありますので、商品到着後7日以内に、ご連絡の上、ご相談ください。

フィットカバーや平あてぶとんの販売ロット、納期を教えてください。

アサヒへお気軽にお問い合わせください。
TEL.03-3855-0211、FAX.03-3857-4747、メール sales@asahi-m.co.jp

フィットカバーや平あてぶとんは、ロット未満でも出荷可能ですか?

製品によっては、できるものもありますので、お問い合わせください。
TEL.03-3855-0211、FAX.03-3857-4747、メール sales@asahi-m.co.jp

その他

競合他社と比較した場合の、アサヒの優位性は何ですか?

「国内自社工場での一貫生産による品質管理能力」「お客様の課題を解決するオーダーメイドの提案力」「50年以上の歴史に裏打ちされた信頼性」の3点が、他社にはない優位性であると自負しております。

新規事業で使う、特殊な保護材を探しています。開発から相談できますか?

はい、ぜひお任せください。アサヒは「お客様と一緒に商品を開発する」ことを得意としております。用途や目的を伺い、素材の選定から設計、試作まで、トータルでサポートさせていただきます。

複数の拠点に、同じ仕様の製品を納品することは可能ですか?

はい、可能です。ご指定の各拠点へ、責任を持って納品させていただきます。東京近郊であれば、契約している物流会社の指定便にて配送。遠方であれば路線便にて最短ルートで配送させていただきます。

どのような業種での導入実績が多いですか?

引越・運送業、物流・倉庫業、機械・精密機器メーカー、楽器メーカー、舞台・イベント関連、ホテル、百貨店、官公庁など、幅広い業種のお客様にご導入いただいております。

守秘義務契約を締結することは可能ですか?

はい、可能です。お客様からお預かりした情報や、共同で開発した製品の情報などは、厳格に管理いたします。特許に関連した商品カバーなどで、秘密保持契約(N D A)などを締結して、設計や製造に移行する実績もあります。

会社はどこにありますか?

本社は東京都足立区にございます。また、当社の工場は千葉県野田市になります。詳しい住所はウェブサイトの会社概要をご覧ください。https://www.asahi-m.co.jp

営業時間は?

平日の午前9時から午後5時30までとなっております。

ショールームは予約が必要ですか?

ゆっくりとご覧いただき、専門のスタッフがご説明させていただくためにも、事前のご予約をおすすめしております。

製品はどこで購入できますか?

お電話、FAX、ウェブサイトのお問い合わせフォームから直接ご注文いただけます。

送料はかかりますか?

ご注文金額や数量、お届け先によって異なりますので、お見積もりの際に明記させていただきます。

返品や交換はできますか?

製品に瑕疵があった場合を除き、お客様のご都合による返品・交換はご遠慮いただいております。特にオーダーメイド品については、受注生産のため、ご注文後のキャンセル・返品はできませんのでご了承ください。

電話で問い合わせをしたいのですが、誰に繋げばよいですか?

「ホームページを見て、製品の問い合わせをしたい」とお伝えいただければ、担当の者にお繋ぎします。当社の従業員はお互いに切磋琢磨して商品知識を磨いております。どの担当もご満足いただける対応ができると思います。

「モッコ」とは何ですか?

重量物を安全に吊り上げて運搬するための、シート状の道具です。アサヒでは、丈夫なキルティング生地と厚みのある帆布を使用したオリジナルのモッコも製造・販売しております。また、使用用途や商品に合わせたカスタムメイドも多数製造しています。

カタログに載っていない製品も作れますか?

はい、もちろんです。カタログに掲載しているのは、ほんの一例です。お客様のご要望に合わせて、あらゆるキルティング製品を形にします。

どのような支払い方法がありますか?

銀行振込、またはお取引条件に応じた掛け売り(法人様)となります。

製品の保管で気をつけることはありますか?

直射日光や高温多湿を避けて保管してください。濡れた場合は、しっかりと乾かしてから収納してください。

なぜ「アサヒ」という社名なのですか?

昇る朝日のように、常に前向きに、社会に貢献できる企業でありたいという願いが込められています。

従業員の方は、どんな想いで製品を作っていますか?

お客様の大切な品物を守るという誇りを持ち、一枚一枚、心を込めて作っています。自分たちが作った製品が、社会の様々な場面で役立っていることに、大きなやりがいを感じています。従業員の製造に対する心意気を「コラム」という形で紹介しています。ぜひご覧ください。
https://www.asahi-m.co.jp/news

製品のアイデアが浮かんだのですが、聞いてもらえますか?

ぜひお聞かせください。お客様からの新しいアイデアが、次のヒット商品に繋がることも少なくありません。

「フィットカバー」は、どのようにして生まれたのですか?

従来のあて布団(平キルト)では、梱包に手間がかかり、種類も膨大になってしまうと、当時たくさん作っていた仏壇のカバーが出発点です。製造側とお客様の声から伸縮性のある、多種類を一枚でカバーできたらいいのに!から生まれました。ゴムの力で伸縮し、どんな形にもフィットするという画期的なアイデアが、多くのプロに支持され、ロングセラー商品となりました。詳細は、下記のホームページの内容でご紹介しております。
1978年(昭和53年)フィットカバーの誕生(引越作業の必需品「ゴム入り布団」の誕生)
https://www.asahi-m.co.jp/会社沿革

海外の類似品と比べて、品質はどうですか?

日本の熟練職人による丁寧な縫製、厳しい検品基準、そして何より日本の品質基準で選び抜かれた素材を使用しているため、耐久性や仕上がりの美しさにおいて、海外の安価な類似品とは一線を画します。

サポート体制について教えてください。

営業担当が、お客様の窓口として、ご注文から納品、アフターフォローまで一貫してサポートさせていただきます。製品に関するご不明点や、お困りごとがあれば、いつでもお気軽にご連絡ください。

納期は守られますか?

はい、国内の自社工場で生産計画を管理しているため、安定した納期をお約束します。万が一、遅れが生じる可能性がある場合は、速やかにご連絡いたします。

キルティングの厚さを指定することはできますか?

はい、オーダーメイドであれば可能です。保護したいモノやご予算に応じて、中綿の量を調整し、最適な厚みをご提案いたします。基本当社では3Pと言われる一枚の綿(約5mm程度)を2枚入れる(6P)ものが通常の「セーフティーカバー」です。また、9Pや12Pという厚みも実績があります。下限値と上限値としては基本的には3P〜12Pとなります。

環境認証などは取得していますか?

現在、特定の環境認証は取得しておりませんが、環境負荷の少ない素材の選定や、廃棄物削減など、企業として環境問題に真摯に取り組んでおります。

災害時に役立つ製品はありますか?

はい、キルティングの保温性やクッション性を活かして、避難所での簡易的なマットや間仕切りとして活用できます。また、物資の輸送時の保護材としても非常に役立ちます。

「あて布団」の正式名称は何ですか?

一般的には「平キルト」や「養生布団」などと呼ばれます。弊社では「セーフティカバー」という商品名で販売しております。

なぜこれほど多くの種類の保護材を取り扱っているのですか?

世の中には、保護を必要とする様々なモノやシチュエーションがあるからです。「保護材のことならアサヒに聞けば何とかなる」と思っていただける、お客様にとっての「駆け込み寺」のような存在でありたいと考えています。

今後の新製品の予定はありますか?

はい、常にお客様の声に耳を傾け、より使いやすく、より保護能力の高い製品の開発に取り組んでいます。年一回更新するカタログに新商品やリニューアル商品などを掲載しています。ご期待ください。

アサヒの製品を使って、一番良かったというお客様の声はどんなものですか?

「高価な機材を無事に運べた」「作業効率が格段に上がった」「長年使っているが、全くへたらない」「こんなカバーが欲しかった、という想いを形にしてくれた」など、様々なお喜びの声をいただいております。お客様からの「ありがとう」の言葉が、私たちの何よりの原動力です。

ニューモッコの修理はできますか?

自社工場がありますので、状況により承ることができます。写真などをお送りいただき、一度、ご相談ください。

フィットカバーや平あてぶとんのサンプルの貸し出しはできますか?

基本的には、有償となります。ぜひ、お問い合わせください。

アサヒのキルティング製品を試せるところはありますか?

アサヒのショールームでお試しください。
株式会社アサヒ 〒123-0871 東京都足立区椿2-2-1(環七通り 鳩ヶ谷街道交差点そば)03-3855-0211
ご来店の前に、お電話をいただけますとご希望の製品の展示状況などが確認できます。

表生地に関して

ナイロン生地の「デニール(D)」と「デシテックス(dtex)」の違いは何ですか?

Jキルトの規格製品(ひくだけ君等)に使用されるナイロンオックス生地は400D(デニール)を採用しています。デニールは「9,000mあたりのグラム数」を指す慣用単位ですが、現在は国際単位系(SI)に基づいたdtex(デシテックス)が主流です。dtexは「10,000mあたりのグラム数」で算出されます。400Dをデシテックスに換算すると約440dtexとなります。この数値は糸の太さだけでなく、製品の引裂強度や耐摩耗性に直結します。Jキルトのひくだけ君は引きずって使用するため、過酷な現場での摩擦に耐えうる最適な太さとして、この400D/440dtexクラスのナイロン原糸を厳選し、長寿命な養生材を実現しています。

「オックスフォード織」や「パイル編み」など、織り方・編み方の違いを教えてください。

Jキルト製品には、用途に合わせて異なる構造の生地を使い分けています。ナイロン生地等に採用される「オックスフォード」は、引き揃えた2本の糸を交互に織り込むことで、通常の平織りよりも隙間が少なく、厚手で丈夫な仕上がりになり、通気性と耐久性のバランスに優れています。一方、トロピカルやポンジ等は「平織」で、経糸と緯糸が1本ずつ交互に交差する最も強固な組織です。また、ノンスリップマット等に使用される「パイル」は、織物ではなく「編物(ニット)」に分類されます。ループ状に編み立てることで柔軟なクッション性と優れたグリップ力を発揮し、伸縮性があるため対象物の形状にフィットしやすいので、採用されているノンスリップマットは階段の養生などが得意なのです。

「撥水加工」と「防水加工」の決定的な違いは何ですか?

撥水加工は、繊維の表面にフッ素やシリコン系の樹脂を付着させ、水を「玉」のように弾く加工です。繊維の隙間は塞がないため、通気性があり蒸れにくいのがメリットです。対して防水加工は、生地の裏側にポリウレタン等の膜をラミネートし、水を通さない壁を作るものです。Jキルトが撥水を主軸とするのは、通気性を確保することで、保管時に内部の中綿が湿気を吸ってカビたり、臭いが発生したりするのを防ぐためです。プロの現場では、道具のコンディションを長期間清潔に保つことが重要視されるため、この通気性を備えた撥水性能が最適解となります。

生地には「静電気防止剤」が含まれていますか?

Jキルトの標準ラインアップで色のある生地は、染色工程で帯電防止剤を添加しています。合成繊維は乾燥した現場での摩擦により静電気が発生しやすく、ホコリを吸い寄せたり、精密機器にダメージを与えたりするリスクがあります。帯電防止加工を施した生地は、空気中の水分を利用して電気を逃がす仕組みになっています。ただし、洗濯を繰り返すと効果が徐々に薄れる性質があるため、半導体製造装置やサーバー等の運搬には、より高度な「導電性繊維(カーボン糸)」を織り込んださらに強固な帯電防止仕様の生地の使用をおすすめしています。打ち合わせ時にリクエストいただければ、特殊生地をご提案します。

摩擦による「色移り(染色堅牢度)」はどのように管理していますか?

Jキルトの主力生地であるトロピカル(セーフティーカバー用)やポンジ(フィットカバー用)は、JIS規格に基づいた染色堅牢度試験において、最高クラスに近い「4-5級」を取得しています。これは、激しい摩擦や使用環境下においても、お客様の大切な家具、壁紙、あるいは作業者の衣服へ色が移るリスクが極めて低いことを証明しています。プロが使用する養生資材として、「養生材そのものが荷物を汚さない」という基本品質を、科学的な数値データによって徹底的に管理・保証しています。

★ そもそも「4-5級」とはどの程度のレベルか?
染色堅牢度は1級(最低)から5級(最高)までの段階で評価されます。
一般的な安価な輸入衣類(Tシャツ等): 2〜3級程度。
大手アパレルブランドの高品質な服: 3〜4級。
Jキルト(トロピカル・ポンジ生地): 4-5級。

「4級」と「5級」の間である「4-5級」は、日本のJIS規格における事実上の最高水準です。これは、プロのクリーニング店が「色落ちのリスクがほぼない」と判断する、デパートに並ぶ高級紳士服やブランドバッグと同等の基準です。

★ 他製品(一般的な養生毛布)との決定的な違い
ホームセンター等で見かける安価な養生毛布や、他社の安価なカバーは、コストダウンのために染色工程を簡略化しており、堅牢度は2〜3級に留まることが多いのが実情です。
2-3級の製品は、**「湿った状態で荷物を包む」「夏の汗をかいた手で触れる」「摩擦を繰り返す」**といった物流現場特有の負荷がかかると、毛布の染料が溶け出し、白いソファーや高級な壁紙を瞬時に汚染(移染)させてしまいます。

★「濡れた状態」でも色移りしない強み
染色堅牢度には「乾燥時」と「湿潤時(濡れた状態)」の2つの試験があります。多くの生地は濡れると極端に数値が落ちますが、Jキルトは湿潤状態でも高い数値を維持するよう、繊維の奥深くまで染料を定着させる「高圧染色」や、余分な染料を徹底的に洗い流す「ソーピング工程」を妥協なく行っています。

★結論:お客様の「資産」を守るための保険
4-5級というスペックは、単なる美観の維持ではありません。引越や配送の現場で発生する「色移り事故」は、補修が極めて困難であり、多額の賠償に繋がるリスクがあります。Jキルトを選ぶということは、最高級の衣類と同等の品質基準を採用することで、目に見えない「色移りリスク」を材料の段階で封じ込め、お客様の信頼と大切な資産を鉄壁の守りで保護することを意味しています。

紫外線(日光)にさらされた場合、生地の強度は落ちますか?

合成繊維は一般的に紫外線によって分子鎖が分断され、徐々に「脆化(ぜいか)」を引き起こします。具体的には色が褪せるだけでなく、生地がカサカサになり、最終的には強度が著しく低下します。Jキルトに使用する生地には、耐光性を高めるための安定剤が配合されていますが、長期間の直射日光下での放置は避けるべきです。使用しない際は冷暗所に保管することで、繊維本来の強靭な構造を維持し、10年単位での使用を可能にするポテンシャルを保つことができます。

タバコの火などがついた場合、燃え広がりますか?

Jキルトに使用されているポリエステルやナイロンは熱可塑性(熱で溶ける性質)を持っています。実験検証の通り、タバコの火程度であればその箇所が溶けるだけで「燃え広がる」ことは基本的になく、自己消火に近い挙動を示します。ただし、周囲の環境(強風下、油分の付着、大量の火源など)といった条件によっては、絶対に燃えないと断定できるものではありません。より高度な防火性能が求められる現場向けには、日本防炎協会認定の「防炎製品」素材を用いた特注製作も承っております。
また、どのように燃えるかを詳しく実験した動画がありますので、参考にしてください。
https://www.youtube.com/watch?v=2s6gHvcttiE

生地表面の「目ズレ(滑脱)」を防ぐ工夫は何ですか?

「目ズレ」とは、強い力がかかった際に織り糸が寄ってしまい、隙間が開く現象です。Jキルトではこれを防ぐために「高密度打ち込み」のオリジナル生地を使用しています。また、引きずって使用する「ひくだけ君」のスライド部には「アクリルコーティング生地」を使用しています。これは、生地表面にアクリル系樹脂でコーティングをして、糸同士を接着し、交差点を固定します。これにより、鋭利な角のある荷物を引きずっても糸が寄らず、中綿をしっかり守り続けます。この加工は生地に独特の「ハリ」を与え、キルティング加工時のシワを防ぐ役割も果たしており、製品の美しい外観を支える重要技術です。

冬場の低温環境下で、生地の柔軟性は損なわれますか?

プラスチック素材(塩ビなど)は低温で硬化し、割れやすくなりますが、Jキルトの主材料であるナイロンやポリエステルは、極低温下でも柔軟性を保つ特性があります。そのため、寒冷地の引越作業や冷凍倉庫内での養生でも、生地がバリバリに硬くなることはありません。安価な模倣品では冬場にひび割れが生じることがありますが、Jキルトは四季を通じて変わらない操作性と保護性能を維持できるよう、素材選定の段階で耐寒性能を吟味しています。

アルコール消毒液を直接吹きかけても、生地にダメージはありませんか?

近年の衛生管理意識の高まりにより、現場での消毒は一般的になりました。Jキルトの生地はエタノール等のアルコールに対して比較的高い耐性を持っています。短時間の接触であれば、変色や溶解のリスクは低いですが、頻繁に大量に吹きかけると、撥水剤のコーティングが分解されたり、生地の裏面加工が劣化するスピードを早める可能性があります。衛生維持が必要な現場では、拭き取り後の自然乾燥を推奨しており、さらに耐薬品性に特化した素材へのカスタマイズも、特注ノウハウとして蓄積しています。

裏生地に関して

「TC」とは何のことですか?

★ 素材の定義:ポリエステルと綿の「いいとこ取り」
TCとは、ポリエステル(テトロン)と綿(コットン)を混紡した糸、およびその生地を指します。当社で使用しているTC生地も「ポリエステル65%・綿35%」の混紡生地です。Jキルトにおいてもこの絶妙なバランスが重要視されています。

T(Tetoron): 東レと帝人が共同開発したポリエステル繊維の商標名に由来。強靭でシワになりにくく、乾きが早い。

C(Cotton): 天然の綿繊維。吸湿性に優れ、肌触りが良く、熱に強い。

★ TC生地の4つの主要特性
① 耐摩耗性と強度の両立: 100%綿よりも引き裂き強度が高く、100%ポリエステルよりも表面の「滑りすぎ」を抑えます。

② 優れた寸法安定性: 綿の弱点である「洗濯後の縮み」をポリエステルが抑え、ポリエステルの弱点である「静電気の溜まりやすさ」を綿の吸湿性が和らげます。

③ 吸汗・速乾性能: 現場作業で発生する湿気を綿が吸い、ポリエステルが素早く拡散させるため、内部が蒸れにくく、カビの発生を抑制します。

④ 独特の「表面摩擦(グリップ感)」: ポリエステル特有のテカリや滑りやすさが、綿を混ぜることで適度に中和されます。

★ Jキルトが裏地に「TC」を選択する決定的な理由
Jキルトが裏地に100%ポリエステルではなく「TC」を選ぶのには、引越し、物流、保管、機械養生等での「養生相手との相性」という明確な意図があります。商品に被せてもずり落ちず、床に敷いても滑らない、そんなバランスです。

「適度な滑り」と「踏ん張り」のバランス:
裏地が滑りすぎると、斜面や階段での運搬時に荷物がカバーの中で遊んでしまい、不安定になります。TC生地は綿が含まれているため、荷物の表面(木製家具やプラスチック)に対して「しっとり」と馴染み、適度な摩擦を生んで荷物を安定させます。

荷物への「ノンマーキング」性能:
100%ポリエステル(特に安価なもの)は、摩擦熱で荷物の塗装面にテカリ跡(アタリ)をつけてしまうことがありますが、TCは熱に強い綿が混ざっているため、摩擦熱による荷物へのダメージを軽減します。

長寿命なプロの道具として:
裏地は中綿と直接接する部分です。TCは生地がしっかりしているため、キルティングの針穴から中綿が吹き出してくる「吹き出し現象」を防ぐ防壁としても機能しますし、中綿がずれて偏ってしまうことも防いでくれます。長く愛用していただくための材料選択です。

中綿に関して

「再生綿」と「バージン綿」の使い分けとそれぞれの特徴を教えてください。

Jキルトでは用途に応じ、リサイクルポリエステル等からなる「再生綿」と、不純物のない「バージン綿」を使い分けたり、ブレンドして使用しています。再生綿は環境負荷が低くコストパフォーマンスに優れるため、一般的な養生シーンに最適です。また、PET(ポリエチレンテレフタレート)は、石油由来のポリエステル樹脂の一種です。飲料用ボトル(PETボトル)として広く普及していますが、実は「衣類用のポリエステル繊維」と全く同じ原料です。
★ PET繊維が「中綿」として極めて優秀な3つの理由
① 高い「結晶性」による復元力:
PETは分子が規則正しく並ぶ「結晶性」が高い樹脂です。これにより、繊維に「バネ」のような強い弾力性が備わります。荷物の重さで押しつぶされても、分子レベルで元の形に戻ろうとする力が働くため、ヘタリにくい中綿になります。

② 疎水性(水を吸わない)による速乾・防カビ:
PET分子は水分子を弾く性質(疎水性)を持っています。天然綿のように繊維の芯まで水が浸透しないため、洗濯後の乾きが驚異的に早く、内部に湿気がこもってカビや悪臭が発生するリスクを最小限に抑えます。

③ 熱可塑性による「形状記憶」:
熱を加えると柔らかくなり、冷えると固まる性質を利用して、繊維に「クリンプ(ちぢれ)」加工を施します。このちぢれが複雑に絡み合うことで、中綿内部に大量の「空気の層」を保持し、高い緩衝性能を生み出します。

リサイクル綿は、使用済みのペットボトルを回収・粉砕・洗浄し、再び熱で溶かして極細の繊維状に紡ぎ直した「再生ポリエステル」を主成分としています。「リサイクルだから品質が落ちる」というのは過去の話です。現在の再生技術によるPET繊維は、バージン素材と遜色ない物性を備えています。
一方、バージン綿は繊維一本一本の弾力性が高く、ヘタリにくいという特徴があります。特に「中空糸(ストロー状の繊維)」を用いたバージン綿は、繊維内部に空気を溜め込むため、軽量ながらも極めて高い衝撃吸収性を発揮します。高級家具の運搬や、長期間の圧力がかかる現場では、このバージン綿のクッション性が荷物の安全を支える決定的な要素となります。
Jキルトでは、「中実」、「中空」、「再生」、「バージン」という機能の違いを上手に活用したオリジナルブレンドを長年の経験から開発し、それぞれの養生商品に合わせて「綿」を製造しています。

中綿の「目付(g/㎡)」は、保護性能にどう直結しますか?

目付とは、1平方メートルあたりの綿の重量を指す単位です。Jキルトではこの数値を厳格に管理しており、目付が高いほど綿が密集し、厚みと反発力が増します。例えば、ピアノや重量機械を運搬する際は、薄いキルトでは自重で綿が潰れきってしまい(底打ち現象)、養生の意味をなしません。高目付の設計にすることで、重い荷重がかかっても繊維の隙間の空気層がクッションとして残り続け、衝撃を分散させます。対象物の重量に合わせて最適な目付の製品を選択することが、事故を防ぐプロのノウハウとなります。

キルティングの「縫い目の間隔(縫い目の列の幅)」は、中綿にどう影響しますか?

キルティングの縫い目は単なるデザインではなく、中綿の「安定性」を左右する重要な構造です。縫い目の間隔が適切であれば、激しい使用や洗濯を繰り返しても、中の綿が一部に偏るのを防ぐことができ、糸が切れたときに、バラバラにならずに済みます。Jキルトでは、綿の厚みに対して最適なピッチを算出しています。ピッチが細かすぎるとクッション性が損なわれ、広すぎると綿が動きやすくなります。この絶妙なバランスにより、どこを触っても均一な厚みを維持し、常に安定した保護性能を提供できる「長寿命な養生材」が完成します。Jキルトでは、フィットカバーで5cm程度の間隔をあけています。また、端の方は半分の2.5cmと間隔を狭くし、強度を確保しています。さらに、ジグザグに縫っているラインを交差させ、5cmのマス目を作るように縫製することで、さらに強固なキルトを完成させています。セーフティーカバーは3.5cm程度の感覚でさらに7cm間隔の別のラインが交差するようにし、10cmマス目の中で複数のラインが交差することで、さらに糸が切れたときの解けを抑制しています。これは、キルト商品の業界ではかなり細かく縫っているということになります。通常は生産スピードを優先するために直角に曲がるジグザグ縫いは敬遠されます。そのため、交差もしないで直線に近い縫い方をするものです。海外製品や物流専門サイトなどで安価に販売されているものはすべてこの縫い方です。

キルティングの「縫いピッチ(一縫の間隔)」は、中綿にどう影響しますか?

Jキルトでは、製品の特性(伸縮性の有無や生地の厚み)に合わせて、1目の長さを厳密にコントロールしています。
① セーフティーカバー(4mmピッチ):
非伸縮のしっかりした生地を使用するため、より細かな4mmを採用。これにより生地と中綿の密着度を高め、ハードな擦れに対しても糸が浮きにくく、強靭な一体感を生み出しています。

② フィットカバー(5mmピッチ):
柔軟性のあるポンジ生地の特性を活かすため、わずかにゆとりを持たせた5mmを採用。細かすぎると生地の伸びを阻害してしまいますが、5mmという設定により、ジャストフィットする伸縮性と、中綿を保持する強度の「黄金バランス」を実現しています。
1目の長さが数ミリ違うだけで、道具としての信頼性は劇的に変わります。

★ 引っかかり防止: 海外製の6mm以上の長い縫い目は、荷物の角や突起が「糸の下」に入り込みやすく、一箇所切れると連鎖的に解けるリスクがあります。Jキルトの4〜5mmは糸が生地に沈み込むため、物理的な引っかかりを構造的に回避しています。

★ 中綿の保護: 1目が細かいほど、中綿の繊維を細かく「点」で押さえることになります。これにより、長期間の使用や洗濯でも、内部のポリエステル綿が千切れたり移動したりするのを防ぎます。

ポリエステル中空糸が「ヘタリにくい」と言われる理由は何ですか?

中空糸とは、繊維の断面がマカロニのように空洞になっている糸のことです。この空洞構造により、同じ重量の通常繊維と比較して「曲げ剛性」が高まり、押しつぶされても元の形に戻ろうとする強い復元力が生まれます。また、空洞部分に空気を保持するため断熱性にも優れています。Jキルトが長期間にわたってフカフカとした質感を維持できるのは、この中空糸をブレンドすることで、物理的な「バネ」のような役割を綿全体に持たせているためです。これにより、数年使ってもクッション性が落ちにくい高い耐久性を実現しています。

中綿に防ダニ・防カビ・抗菌加工を施すことは可能ですか?

可能です。Jキルトでは、衛生面が特に重視される寝具運搬や医療器具の養生向けに、薬剤を練り込んだ抗菌・防臭綿の採用が可能です。中綿は一度内部でカビや菌が繁殖すると除去が難しいため、素材段階での対策が有効です。日本メーカーの抗菌中綿は、繊維表面に付着した菌の増殖を抑制し、長期間の使用や保管に伴う不快な臭いの発生を抑えます。また、防ダニ加工により、引越資材として繰り返し使用する際の衛生的なリスクを低減させ、作業者とお客様双方に安心感を提供します。必要な際には営業担当者にお伝えください。*オリジナル綿の製造からになるため、製造ロット(注文数の最低ライン)が発生する場合があります。

Jキルトの内部は、どのような「積層構造」になっていますか?

Jキルトの中綿は、単一の原綿を綿として製造しているのではなく、異なる特性を持つ綿をブレンドを基本としています。このブレンド設計により、柔らかな触り心地でありながら、プロの現場で求められる「底打ちしない」強固な緩衝性能を両立させています。また、Jキルト基準の目付の綿を3層重ねて成型した綿を「3P」としています。これは、フィットカバーやソファーカバーなどに使用されている綿の厚みで、キルトにすると約7mm程度になります。また、その上に6層を成型した「6P」という綿があり、これは主にセーフティーカバーに使用されています。キルトの厚みは約10mm程度になります。この積層技術は、長年の製造実績から得られた「現場での荷物の跳ね返りや振動」を解析したデータに基づいています。

水洗いをした場合、中綿の乾燥にはどれくらい時間がかかりますか?

Jキルトの主材料であるポリエステル中空糸は「疎水性(水を吸いにくい性質)」を持っています。綿自体の繊維内部に水が染み込まないため、洗濯後の脱水効率が非常に良く、天然素材の綿(コットン)に比べて圧倒的に早く乾燥します。夏場であれば数時間の天日干しで内部まで乾燥させることが可能です。これにより、現場で汚れてもすぐに洗って次回の作業に投入できるという、業務効率の向上に貢献します。ただし、内部に水分が残るとカビの原因となるため、厚手製品の場合は風通しの良い場所での十分な乾燥を推奨しています。
また、コインランドリーなどで大き目の乾燥機に入れて乾燥させることも可能です。ただし高温での乾燥はお勧めしておりません。

衝撃吸収性能を裏付ける「試験データ」などはありますか?

Jキルトでは、衝撃吸収の試験データは持っておりません。しかし、工業試験場や指定鑑定期間で試験を実施することは可能です。ベルトなどの破断強度は試験場にてデータにしており、堅牢度も試験をしています。必要に応じて対応することが可能です。
試験数値のエビデンスを必要とされる方はご相談ください。

新品の製品から「臭い」がすることはありますか?

Jキルトに使用されるポリエステル中空綿は、石油由来の合成繊維ですが、製造工程で高度な洗浄と熱処理を行っているため、素材自体はほぼ無臭です。安価な製品では、再生綿に含まれる不純物や、接着に使用される樹脂(ラテックス等)の溶剤臭が残ることがありますが、Jキルトは室内や密閉されたトラック内での使用を想定し、低臭気な素材選定を徹底しています。納品直後にわずかに感じる「新品の香り」も、数日の使用や陰干しで消失します。食品関連の配送現場でも安心してお使いいただける品質です。ただし無菌室やクリーンルームなど厳格な基準を定められている状況下においての使用は担当者に要相談でお願いしています。

中綿の弾力性を保つために、日常的にできることはありますか?

中綿のポリエステル繊維は「熱」と「圧力」の継続的な付着を嫌います。弾力性を長持ちさせる最大のコツは、使用後に「放置せず、空気を含ませるように軽く叩いて整える」ことです。また、濡れたまま放置したり、重い荷物の下に敷きっぱなしで保管したりすると、繊維が寝てしまい復元力が低下します。定期的に陰干しを行い、繊維の隙間に空気を通すことで、中空糸のバネ構造が活性化され、フカフカとした保護性能を長期間維持できます。正しく管理されたJキルトは、5年、10年と現役で使い続けることが可能です。

副資材に関して

縁取り(ヘリ)に使用されている「テープ」の材質と重要性は何ですか?

Jキルトの縁(ヘリ)には、製品の寿命を左右する「最重要パーツ」として、高密度ポリエステル製のオリジナルテープを採用しています。

★ セーフティーカバー専用:エステル タフタ クリアコートテープ
セーフティーカバーには、独自開発の**「エステル タフタ クリアコートテープ」**を使用しています。ポリエステルの略称であるエステル糸を用い、タフタと呼ばれる高密度な平織りで仕上げた素材です。

・強靭な物理特性: 非常に細い糸を密に織り上げることで、薄手で軽量ながら、引き裂きに対して極めて強い耐性を持たせています。

・摩擦抵抗の軽減: 表面が滑らかに整えられているため、荷物の引きずりや壁への接触時の抵抗を受け流し、生地の破れや相手方への傷を物理的に防ぎます。

・85mmの広幅設計: 一般的な30〜50mm幅ではなく、85mmという広幅を採用。厚みのある中綿を深い位置で確実に挟み込むことで、長年の使用による「縁からの中綿露出」という故障リスクを構造的に封じ込めています。

★ クリアコート加工による「防護・防汚」性能
グリーンの着色層の上に施された**透明樹脂コーティング(クリアコート)**は、現場での実用性を劇的に向上させています。

・徹底した移染防止: 染色された繊維を樹脂層で封じ込めることで、水分や摩擦による色落ちを防止。白い家具や壁紙への「色移り」という、物流現場で最も避けるべき事故を未然に防ぎます。

・防汚・メンテナンス性: 泥汚れや油分が繊維の奥に浸透するのを防ぐため、汚れても拭き取るだけで清潔感を維持できます。

・摩耗身代わり機能: 繊維そのものが擦れる前にコーティング層が摩耗を受け止めるため、最も損傷しやすい「角(カド)」の寿命を飛躍的に延ばしています。

★ 用途に応じた最適なテープ選定
Jキルトは、自動車のシートベルトに近い組織のテープを採用することで、引きずり摩擦に対する圧倒的な耐性を実現しています。また、製品の特性に合わせた最適な加工を施しています。

・ノンスリップマット等の曲線対応: バイアスカット(斜め裁断)された表生地と同素材のテープを使用。これにより、カーブ部分にもシワなくフィットし、全体の形状維持と縫製強度の均一化を両立しています。

・デザインと機能の統合:
表生地と色・質感を統一することで、プロの道具としての美しさと、現場での高い機能性を高次元で融合させています。

縫製に使用される「糸」の太さと種類について教えてください。

Jキルトの耐久性を支えるのは、一般的な衣類用とは比較にならない強靭な「工業用フィラメント糸」です。箇所に応じた最適な「番手(太さ)」と「材質」の使い分けにより、圧倒的な製品寿命を実現しています。

★ 用途に応じた番手(太さ)の使い分け
・組立およびヘリ縫製:メインに「20番」の極太フィラメント糸を使用。家庭用の60〜100番に対し圧倒的に太く、数万回の屈曲でも解けない縫い目を実現します。
・キルティング部分:柔軟な「30番」の高耐久スパン糸を採用。綿の飛び出しを抑えつつ、激しい使用下での糸切れを最小限に留めます。

★ 素材特性と特殊加工
・高耐熱ポリエステル:摩擦熱に強く、引張強度に優れた国内加工糸のみを厳選。
・特殊シリコン加工:糸の表面にシリコンを施すことで、高速ミシンによる摩擦熱での糸切れを防ぎ、均一で美しいステッチを保ちます。

★ 環境への配慮(原着糸の採用)
・組立用の糸には、原料段階で着色する「原着糸」を採用しています。染色工程における水の使用量や排水を大幅に削減し、環境負荷の少ない製造を目指しています。
※詳細はコラム「Jキルトの環境配慮の取り組み」(https://www.asahi-m.co.jp/a/6680)をご覧ください。

スパン糸とフィラメント糸の違いとは?

縫製糸には大きく分けて「スパン糸」と「フィラメント糸」の2種類があり、Jキルトではそれぞれの材料特性を活かして使い分けています。

★ スパン糸:柔軟性と「なじみ」の良さ
・構造:短い繊維(ステープル)を寄り合わせて1本の糸にしたものです。イメージとしては「綿(わた)」を細く引き伸ばして捻ったような構造です。
・特徴:表面に微細な毛羽(けば)があるため、布地に対して「なじみ」が良く、滑りにくいのが特徴です。
・Jキルトでの役割:主にキルティング部分に使用します。適度な柔軟性があるため、中綿をふんわりと抑え込むのに適しており、生地と中綿を優しく、かつ確実に一体化させます。さらに、針で生地に穴をあけ、糸を通す縫製の特性上、針穴から中綿などが出やすくなりますが、スパンの毛羽が穴を塞ぐ役割を果たし、中綿の飛び出しを抑える効果があります。

★ フィラメント糸:圧倒的な「強靭さ」と「光沢」
・構造:シルクのように、長い繊維を途切れることなく引き揃えて捻った糸です。釣り糸やマルチフィラメントのテニスラケットのガットに近い構造です。
・特徴:毛羽がなく、表面が滑らかで非常に高い「引張強度」を誇ります。摩擦に対しても繊維がバラけにくく、極めてタフな素材です。
・Jキルトでの役割:製品の「組立」や「ヘリの縫製」に使用します。数千回、数万回の屈曲や、荷物との激しい摩擦に晒される外周部分を、この強靭な糸でガッチリと繋ぎ止めています。

★ なぜ使い分けるのか?(プロの視点)
Jキルトがこれらを混用するのは、適材適所の設計思想があるからです。
・キルティング(スパン):糸に適度な「遊び」と「なじみ」を持たせ、クッション性を損なわないため。
・外周・組立(フィラメント):最も負荷がかかる「繋ぎ目」に、絶対に切れない「芯の強さ」を持たせるため。
この使い分けこそが、プロが毎日ハードに使用しても「型崩れせず、解けない」Jキルトの信頼性を支えています。

ゴムバンド(コールゴム)の「伸び率」と「耐久性」の関係はどうなっていますか?

フィットカバーに使用されるゴムバンド(コールゴム)は、通常時の長さから「約200%〜250%」程度の伸び率を確実に持つように設計されています。
この伸び率は、単に「よく伸びる」だけでなく、伸ばした状態から戻ろうとする「縮力(キックバック)」が重要です。Jキルトでは国内の製造メーカーに協力していただき、フィットカバーに特化した設計で、適切なキックバック性のと伸び、そして高耐久を実現しています。
伸び率が高すぎると保持力が弱まり、低すぎると装着時に無理な力がかかって破断の原因となります。
Jキルトでは、対象物をしっかり固定しつつ、女性の力でも装着しやすい最適な反発係数を設定しており、現場での作業効率と荷物の安定性を両立させています。また、ゴムを入れてキルティングする技術もキルティング専門の技術者により、均一になるよう調整されています。
平ゴムのメーカーさんとタイアップした定期的な検査や品質のコントロールも行われ、信頼して長く使える商品作りをしています。

ゴムバンドに使用されている「芯ゴム」の材質は何ですか?

Jキルトに使用されるゴムバンド(コールゴム)は、国内有数の繊維産地である石川県で精緻に組み上げられた、プロ仕様の資材です。単なる「伸びる紐」ではなく、過酷な物流現場に耐えうる高度な材料設計がなされています。

★ 芯ゴムのハイブリッド構造
ゴムバンドの内部には、無数の細い「芯ゴム」が束ねられています。天然ゴム特有の強力な「縮力(戻る力)」と、合成ゴム(ポリウレタン系弾性繊維)の持つ「耐候性・耐薬品性」をバランスよく配合したハイブリッド素材を採用しています。
・天然ゴムの利点:抜群の伸縮性と、荷物をしっかり保持する力強い反発。
・合成ゴムの利点:紫外線や酸素による劣化(硬化や脆化)に強く、長期使用でも弾力を維持。

★ 老化防止と「ブチブチ切れ」の抑制
一般的なゴムは、紫外線や外気に触れると「チョーキング(白粉化)」を起こし、内部から脆くなります。Jキルトが採用する芯ゴムは、耐老化剤を配合した特殊グレードです。これにより、数年が経過しても内部の芯ゴムが一本ずつブチブチと切れるトラブルを最小限に抑え、安定したホールド力を維持します。

★ 石川県の「組紐」技術とポリエステル被覆
芯ゴムを包む外側の被覆糸には、耐摩耗性に優れた高密度ポリエステル糸を使用しています。
・二重構造の防護:石川県の高度な織物・組紐技術により、芯ゴムを隙間なく高密度にカバー。摩擦や鋭利な角などの外部刺激から、デリケートな芯ゴムを物理的に保護します。
・優れたキックバック:織りの密度を精密にコントロールすることで、スムーズな伸びと、パチンと戻る小気味よい「キックバック性能」を両立させています。

★ ドライクリーニング・洗濯への耐性
耐塩素性や耐熱性に優れた芯ゴムを選定しているため、現場での汚れを落とすための繰り返し洗濯や、ドライクリーニングを行っても、ゴムが急激に伸びきってしまう(「ダルダル」になる)現象が起きにくい設計です。
*ただし、製品(フィットカバー)のドライクリーニングはメーカーとして推奨していません。

マジックテープ(面ファスナー)の「着脱寿命」はどれくらいですか?

Jキルトで使用する面ファスナーには、国内有数の専門メーカーのものを採用しています。プロの頻繁な使用を前提とした、産業用ハイグレード仕様です。
★ 着脱寿命と保持性能
通常の使用環境において「約5,000回〜10,000回」の着脱を繰り返した後でも、初期の保持力の約50%以上を維持する設計となっています 。
国内大手メーカーの製品と比較しても、強度や堅牢度は殆ど遜色がありません 。
・フック面(オス):折れにくく、係合力の強い高密度ポリエチレン(Jフック)等を採用 。
・ループ面(メス):毛羽立ちにくく、ヘタリに強いナイロンフィラメントを使用。

★ 徹底した品質管理体制
当社の採用しているメーカーさんは国内(浜松本社工場)にて、現場作業員による二重の検査体制(生産時・出荷前)を敷いています 。
カット加工品についても目視・寸法検査を1台ごとに実施しており、不良品の流通を徹底的に食い止めています 。
さらに、第三者機関による強度・堅牢度・環境負荷物質検査もクリアした、根本から信頼できる材料です 。

★ 用途に応じた多彩な機能性
現場の「使いやすさ」を追求し、以下のような特殊な粘着・加工タイプを選択可能です。
・環境配慮(ECO):VOC(揮発性有機化合物)の放散量を指針値以下に抑えた、環境に優しいタイプもラインアップ 。
・仮止め用(センター糊):中央のみに粘着材を貼り、両端の針が通る部分に糊をつけないことで、ミシン針を傷めずスムーズな縫製を可能にするタイプ 。
・再剥離性:什器などへの一時的な使用に適した、剥がした際に糊跡が残りにくいアクリル系粘着材(No.5000NS等) 。

★ 現場での耐性安価な汎用品は数回の洗濯や摩擦でループが伸びきってしまいますが、
 選定されたテープは、泥やホコリが詰まりにくい構造と、
強力な「せん断保持力(横ずれに対する強さ)」を両立。過酷な現場作業でも、荷物をしっかりと固定し続けます。

ハトメ(紐通し穴)に使用されている金属の材質と防錆対策は?

Jキルト製品に使用されるハトメは、用途やベースとなる生地の特性に合わせて最適な材質とサイズを選定し、
長期間の使用に耐える防錆・脱落防止対策を施しています。

★ 主な材質と防錆対策
・真鍮(しんちゅう)製: ソファーカバーやトラック荷台用、カーテン式養生材などに採用。鉄(スチール)製は結露や雨天時の水濡れで即座に錆が発生し、周囲の生地を腐食させますが、真鍮製は耐食性に優れ、長期間屋外で使用しても強度と美しさを保ちます。
・アルミ製: ブルーシートを主材料とするマットレスカバーなどに採用。薄手で軽量な素材に対し、生地を傷めず適度な力で固定できる特性を活かしています。

★ 強固な固定を実現する「座金(ワッシャー)」構造
ハトメを打つ際には、生地の裏側に「座金」を配置し、生地を上下から強力に噛み込ませています。これにより、紐で強く引かれたり、風で煽られたりしても、ハトメが生地から抜け落ちるのを物理的に防いでいます。

★ プロ仕様の大型サイズ「#28(ナンバー28)」
Jキルトでは、主に「#28」という内径約10mm、外径約12mmのハトメを採用しています。
・利点:一般的な家庭用や小物用のハトメよりも一回り大きく、太めのロープやトラックロープもスムーズに通すことが可能です。
・耐久性:サイズが大きい分、生地との接触面積も広くなるため、一点に荷重が集中するのを防ぎ、製品全体の耐久性向上に大きく寄与しています。

持ち手(ハンドル)に使用される「ベルト」の耐荷重や強度は?

Jキルトでは、用途に合わせてベルト素材を厳選しています。試験データが証明するその強度は以下の通りです。
★ 工業試験場などの試験データ
試験データは引きちぎられたときのMAXの数値(N)となります。そこから、加重重量(kgf)を算出し、
さらに安全基準(kg)は1/6程度に設定し、絶対に大丈夫な数値をお伝えするようにしています。
例:ベルト破断強度(MAX)1,000N(破断強度)=102kg(破断加重)=17kg(安全基準) 

★ PP(ポリプロピレン)ベルト:【高強度・荷締め、持ち手用】
力がかかる持ち手部分に採用。試験では25mm幅で約2,373N(約242kgf)で40kgを安全目安にしています。繰り返し使って安全が担保できます。
40mm幅では約6,720N(約685kgf)という高い引張強さを記録しています 。これも120kgを安全基準と考えています。
さらに強度が必要な場合はPP50mm幅というベルトがあり、こちらは約10,300N(約1,050kgf)、安全基準は約180kg程度となります。

★ アクリルベルト:【低摩擦・人体保護用】
体に接触し、擦れる可能性のある箇所に採用。PPに比べ肌当たりが優しく、作業者の負担を軽減します。

★ うね織ベルト:【幅広・安定荷重用】
50mmという広い幅が必要なシーンで多用。最新の試験では、ベルト単体で約4,310N(約430kgf)破断強度があるため、70kg、
人間が持ち上げられる重量からするとバランスがよいベルトです。

★ 紅白ベルト:【超重量物・締め込み用】
「もっときつく締めたい」「重量物を運ぶ」というプロの要望に応える素材です。30mm幅の試験結果では約5,330N(約543kgf)安全基準90kgの強度を確認 。
実際に「冷蔵庫カバー」の専用ベルトとして採用されており、手に馴染んで滑りにくく、確実な搬送を支えます。
また、角カンをつけた荷締めベルトには40mm幅を採用。これは約6,930N(約707kgf)、安全基準120kgです。

★ エステルベルト【重量物専用】
アクリルよりは硬いですが、持ち手の柔らかさ(風合い)はあります。硬さもしっかりあり、コシのあるベルトです。
そして、40mm幅の破断強度は約18,900N(約1,927)となり、これは驚異の約1.9トン耐えられるということです。
安全基準としては320kgです。

プラスチック製の「バックル」や「アジャスター」の素材特性は?

「Jキルトの調整パーツには、国内トップメーカー製の高強度ポリアセタールバックルを採用しています。
メーカー公表値では、25mm用のSR25で約60kgf、40mm用のSR38で約90kgfの引張破断強度を誇ります。
ベルト自体の強度(約242kgf〜)に対して、あえてバックルを先に開放・破損させる設定にすることで、
過度な荷重がかかった際に製品全体が修復不能になるのを防ぎつつ、
日常の搬送作業(15〜20kg程度の保持)においては十分すぎる安全率を確保しています。
冬場の寒冷地でも割れにくいエンジニアリングプラスチックの特性を最大限に活かした選定です。」

ネームタグ(ラベル)に使用されている素材は熱や水に強いですか?

社名入れ等に使用されるラベル素材には、サテン組織のポリエステル布を採用しています。この素材は耐熱性に優れており、
工業用洗濯機の熱風乾燥や、アイロン(中温)をかけても文字が消えたり、ラベル自体が溶けたりすることはありません。
印字には、繊維の奥までインクを浸透させる「熱転写プリント」や「シルク印刷」を用いており、摩擦によって文字が擦り切れるのを防いでいます。
長期間使用しても「どこの会社の備品か」が明確に判別できるため、現場での紛失防止や資産管理にも大きく貢献します。
また、お客様のロゴや社名、カバーをする商品の名前などを印刷できる「ターポリン生地」も用意しています。
外注での印刷となりますが、フルカラー印刷に対応し、大きさもA3サイズ程度まで対応できます(通常はB5サイズ程度)。

★ 印刷用ターポリンとは?
ターポリン(Tarpaulin)は、英語の「Tarp(防水シート)」に由来します。
単なるビニールシートではなく、ポリエステルなどの「織物(芯材)」を、柔らかい
「塩化ビニル樹脂(PVC)」で上下からサンドイッチした3層構造の複合生地です。
 ・芯材(ポリエステル): 引き裂き強度や寸法安定性を担います。
 ・樹脂層(塩化ビニル): 防水性、耐候性、そしてインクの定着性を担います。

★ インクジェットプリントとの相性
建築現場のシートは、溶剤(ソルベント)インクやUVインクを用いた大型インクジェットプリンターで印刷されます。
 ・発色の良さ: 樹脂層にインクがしっかり定着するため、写真や複雑なロゴも鮮明に再現可能です。
 ・耐候性: 屋外での使用を前提としているため、直射日光(紫外線)や雨による色褪せに強く、
 ・通常2〜3年は美しい状態を維持します。

★ 用途に合わせた3つの主要タイプ現場の状況(風の強さや設置場所)によって、以下の3種類が使い分けられます。
タイプ特徴主な用途高密度メッシュ細かい網目状。風を通すため、高所の足場でも煽られにくい。
印刷面も比較的綺麗に見える。建築足場のイメージシート(主流)通常のターポリン隙間のない平滑な生地。
発色が最も良く、写真などの印刷に向くが、風圧を受けやすい。
店舗の横断幕、低所のフェンス防炎ターポリン燃え広がりにくい加工を施したもの。
消防法により、建築現場では原則「防炎物品」の使用が義務付けられている。

ゴムバンドの「色あせ」は、ゴムの寿命と関係がありますか?

ゴムバンドを覆っている糸の色あせは、主に紫外線による染料の分解ですが、
これは内部の芯ゴムがダメージを受けている「警告サイン」でもあります。
紫外線は染料を破壊すると同時に、ゴムの分子構造をも破壊し、弾力性を奪います。
Jキルトのゴムバンドには、紫外線を通しにくい高密度な被覆糸を使用しています。また、生地から色からゴムが出ない
構造になっているので、直接紫外線を受けることはありませんが極端に褪せてきたと感じた場合は、
内部のゴムも劣化し始めている(切れやすくなっている)可能性があります。
安全のため、交換をおすすめしています。また、使用頻度によりますが、5年ほどの経年の商品は買い換えを推奨しています。

台車板に関して

台車に使用されている「合板の樹種」は何ですか?

Jキルトの木製台車には、主に「ラワン合板」などの広葉樹材を採用しています。これらは針葉樹(スギ・ヒノキ等)に比べて組織が緻密で硬く、一点に重さがかかる「点荷重」に対しても凹みにくい特性があります。さらに、単板(ベニヤ)を繊維方向が交互に直交するように奇数層重ねて接着する「クロスバンド構造」により、天然木特有の「反り」や「割れ」を極限まで抑え、どの方向からの荷重に対しても均一な強度を発揮します。
特に重量のある荷物を運ばれる、家電量販店様や家電配送を専門になさる方には「オールラワン」をお勧めしております。
1. 最大の特徴:驚きの「軽さ」
一番のメリットは、持った瞬間にわかる軽さです。
ファルカタとは: マメ科の非常に成長が早い木で、桐(キリ)のように密度が低く、非常に軽いのが特徴です。

ミックスの利点: 中身をこの軽いファルカタに置き換えることで、見た目や表面の強度はラワン合板のまま、全体の重量を大幅にカットしています。

2. メリットとデメリット
メリット デメリット
軽量: 持ち運びや施工が楽(特に天井や高い場所)。VS 強度はやや低い: 総ラワンに比べると衝撃や重みに弱い。
反りにくい: 異なる材を組み合わせることで、大きな板でも安定しやすい。VS ネジの保持力: 中身が柔らかいため、同じ場所に何度もネジを抜き差しすると緩みやすい。
加工性: 芯材が柔らかいため、カットや釘打ちが非常にスムーズ。VS 木口(断面): 芯のファルカタが白っぽいため、断面の色にムラが出る。
3. よく似た「ランバーコア」との違い
「ファルカタ芯」と聞くと、DIYで人気のランバーコアを思い浮かべるかもしれませんが、構造が少し異なります。

ファルカタミックス合板: 薄い板(単板)を何層も重ねる「合板」の構造で、その中層にファルカタを使っているもの。

ランバーコア: 中身が「厚いブロック状のファルカタ材」で、それを薄い板で挟んだもの(厚みのある板に多い)。

※用途は似ていますが、より薄いサイズ(5.5mmや9mmなど)で「軽さ」を求めるならミックス合板が選ばれます。

4. どんな時に使うのがベスト?
家具のパーツ: キャビネットの背板、引き出しの底板など、強度よりも「軽さ」が求められる場所。

大型のDIY作品: 180cm以上の大きな棚を作る際、総ラワンだと重すぎて移動が大変ですが、ミックスなら扱いやすくなります。

壁や天井の下地: 重量を抑えたいリフォーム現場など。

特注台車の板の表面に貼られている「パンチカーペット(緑)」の素材と効果を教えてください。

当社のパンチは「ニューパンチフェルト」を使用しています。基本的には、主原料:ポリエステル 100%で、一般的なパンチカーペットと同じ合成繊維ですが、繊維をより肉厚に絡ませています。

裏面加工:ラテックス(合成ゴム系)裏面を樹脂で固めることで、型崩れを防ぎ、切り口がほつれないようになっています。

▪️通常のパンチカーペットとの違い
「ニューパンチフェルト」という名前の通り、フェルトのような質感がより強調されています。
・厚み: 通常のパンチカーペットが約 2mm∼3mm なのに対し、ニューパンチフェルトは 4mm 程度あるものが多く、踏み心地がソフトです。
・防音・断熱: 繊維の層が厚いため、足音を和らげる防音効果や、床からの冷えを遮る断熱効果がより高く期待できます。
・耐久性: 毛足が密に詰まっているため、表面がヘタリにくく、土足で歩く場所というよりは、「室内でより快適に過ごす場所」に向いています。また、荷物との接地面に適切な摩擦抵抗を生み出し、加速・停止時の荷崩れを物理的に抑制します。また、パンチフェルトがあることで荷物と板の間にわずかな空気層ができ、完全に密着して吸い付いてしまう(真空貼り付き状態)のを防ぎ、荷降ろしをスムーズにする効果もあります。傷が目立ちにくく、長期間「滑り止め機能」を維持するプロ仕様の表面材です。

樹脂製台車(プラ台車)と木製板台車の違いは何ですか?どちらを選べば良いでしょうか?

最大の違いは「環境への適応力」と「積載時の安定感」にあります。使用場所の「水濡れリスク」と、運ぶ「荷物の重さ」を基準に選定する事が多いです。

それぞれの強みを比較すると以下の通りです。

★樹脂製台車(プラ台車):軽量さと耐水性が武器

樹脂製(PP:ポリプロピレン等)は、「軽さ」と「腐食しないこと」が最大のメリットです。
最適なシーン: 雨天時の屋外作業、水洗いが必要な食品工場、医療現場など。
特徴: 汚れが染み込まず衛生的で、台車自体の持ち運びも楽です。
ただし、極端な重量物を載せると板がしなり(たわみ)、不安定になるまたは割れる傾向があります。

★ 木製板台車:剛性と衝撃吸収性が武器

当社の木製板台車は、「たわみにくさ」と「荷物への優しさ」に優れています。
最適なシーン: 100kgを超える重量物、精密機械、大型家具の運搬など。
特徴: 木材特有の剛性により、重い荷物を載せてもどっしりと安定します。また、木特有の適度な摩擦と衝撃吸収性により、積載物が滑りにくく、輸送中の振動を和らげる効果もあります。
また紫外線による劣化にも木製の方が強く長く使用する事が可能です。

合板の「厚み(ミリ数)」はどのように設定されていますか?

Jキルトでは、標準的な引越用台車には「18mm」、重量物用には「21mm〜24mm」の厚みを採用しています。
使用用途によっては、最大で40mmの合板を使用して台車を製造した経験があります。当然それ以上もご相談に応じる事ができます。
合板は厚みが3mm増すごとに強度が飛躍的に向上しますが、同時に自重も増えるため、作業員の持ち運び負担とのトレードオフになります。当社では、合板の層数(プライ数)と重量のバランスの良いものを、合板メーカーさんの協力を得て選定することで、厚みを抑えつつも強度を保つ工夫をしています。プロが「片手で軽々扱えるのに、ピアノを載せてもビクともしない」絶妙な厚み設定を実現しています。
さらに、板のサイズも最大で4×8(1200mm×2400mm)の台車の製造をした経験があり、あらゆる要望に対応できますので、ご相談ください。

木製の板が「水を含んで反る」のを防ぐための対策はありますか?

Jキルトの木製板は、接着剤に「タイプ2(普通耐水)」を使用しており、湿気による層剥離(デラミネーション)を防止していますが、
タイプ1(高度耐水仕様)ではありません。そのため湿気が多い場所や常時水がかかるような場所で使用される場合は、
タイプ1接着剤を使用している「構造用合板」をお勧めします。木材表面がきれいではありませんが、強度の保証はあります。
このように、ご要望を営業マンにお伝えいただければ、ご提案させていただきます。
水は断面から最も吸収されやすいため、立て掛けた状態で雨などの水がかかると水が吸収されやすくなります。
万が一濡れた場合でも、直射日光を避けて陰干しすることで、木材本来の調湿機能を活かしながら、反りを最小限に抑えることが可能です。

滑り止め材としてはどのようなオプションがありますか?

当社では、滑り止めとして、パンチフェルト、ゴム(3mm厚)、塗装と3種類からお選びただけます。また、注文台数によってはゴムの種類を選んでいただくことも可能です。
塗装に関しては「ライフステイン」という木材用塗料を1度塗りするようにしてます。こうすることで、摩擦力が増し、板の寿命も伸びます。2度塗り以上すると艶が出たり、表面が滑る可能性があります。
それぞれのメリットデメリット、滑り止め効果については以下のようです。
           メリット :  デメリット : 滑り止め効果
① パンチフェルト:軽い、ソフトタッチ:痛みやすい:中
② ゴム     :劣化が少ない:重たい:強
③ 塗装     :加工しやすい:塗装剥がれ:中

板の「角(エッジ)」の処理にはどのようなこだわりがありますか?

台車の角は、作業者の脛(すね)やお客様の壁、家具に最も接触しやすい危険な箇所です。Jキルトでは、板の角を大きく削る「R加工(面取り)」を施すだけでなく、衝撃を吸収する「ソフトエッジ(樹脂バンパー)」の装着が可能です。
角のみの「コーナーゴム」と側面全体を保護する「バンパータイプ」があります。これにより、万が一壁にぶつけても「点」ではなく「面」で衝撃を逃がし、凹みや傷を劇的に軽減します。単なる四角い板ではなく、周囲へのダメージを最小限に抑える「優しさ」を材料加工の段階から組み込んでいます。マンションの廊下やエレベーターを使用する方には重宝されています。

板の表面に油や薬品が付着した場合、シンナー等の溶剤で拭いても大丈夫ですか?

板の表面加工の種類によります。PP製や硬質塩ビ製のシートは比較的耐薬品性が高いですが、強力なシンナーを使用すると表面の光沢が失われたりする可能性があります。木製の合板は薬剤などに強い方ですが、木目に入り込んだ汚れまでは落とせないのが現実です。汚れがひどい場合は、まずは中性洗剤での拭き取りを推奨します。油分が染み込みやすい「素地の木材」部分に付着した場合は、無理に溶剤を使わず、サンドペーパーで軽く削り取る方が、板の寿命を縮めずに美観を保つことができます。

「点荷重(一点への集中荷重)」で板が割れるのを防ぐ構造とは?

ピアノの脚や金庫のキャスターなど、小さな面積に数百kgがかかる「点荷重」は台車の天敵です。
板割れを防ぐために当社は、中心の手掛け穴(持ち手用の穴)を100φの丸穴と、
50mm×150mmの楕円穴の2種類を規格で用意しています。穴の面積を横方向に確保すると強度は増します。
また、18mm厚の合板の場合、積層が5~7層ですが、当社の台車用のラワン合板は7層を採用しており、
強度も耐久性も高い板になっています。
さらに、点加重・集中加重に特化した台車として、40mm圧の合板を使用し、手掛けの穴を開けず、キャスターも
ウレタンの重量用キャスターを使用した2,000kg=2t台車も制作例があります。

板に「持ち手用の穴」を開けた場合、強度はどれくらい低下しますか?

板に穴を開けると、その周辺に「応力集中」が起こり、理論上の曲げ強度は5〜20%程度低下します。
しかし、Jキルトでは穴の形状を複数用意することで、用途別の提案を用意しています。また、「完全な長方形」
ではなく、角に丸みを持たせた「長円形」に加工することで、応力を分散させています。
破断強度の目安ですが、穴のない板と比べると、楕円穴で約8%、丸穴で約15%強度が落ちる推定です。
プロが使う台車として、持ち運びの利便性と、重量物を載せた際の「たわみ」を最小限に抑える設計の両立を、
材料力学の観点からメーカーと協力して製作しています。

木製板には「防虫処理」が施されていますか?海外輸出に使用できますか?

Jキルトで使用する合板は、製造工程での熱圧着により害虫の卵などは死滅していますが、海外輸出(コンテナ輸送等)に使用する場合は、国際基準ISPM No.15(木材梱包材の消毒に関する国際基準)への適合が必要です。輸出用台車としては、熱処理(HT)済みのスタンプがある木材や、規制対象外である「合板(LVL含む)」、あるいはプラスチック・アルミ製ボードを選択するのが一般的です。納品先が海外の場合は、現地の検疫規制に抵触しない素材を選ぶ必要が在るため、あらかじめご相談ください。

「ハニカム構造」のボードを台車に採用するメリットは何ですか?

ハニカム構造(蜂の巣状の芯材)を持つ樹脂ボードは、同等の厚みの木板と比較して重量を約半分以下に抑えつつ、高い平面剛性を発揮します。特に女性作業員が多い現場や、階段昇降を伴う配送では、この「驚異的な軽さ」が疲労軽減に直結します。ただし、ハニカムは「面」の荷重には強い反面、尖ったものが刺さる「突き刺し強度」には弱点があるため、表面に高密度なPPシートをラミネートして補強するなど、材料の特性を理解したハイブリッドな使いこなしが求められます。

古くなった台車板の「リサイクル」や適切な廃棄方法は?

木製台車板は「産業廃棄物(木くず)」として処理されますが、表面にゴムシートや金属補強がある場合は、分別が必要です。Jキルトでは環境負荷を低減するため、接着剤の量を最小限にしつつ強度を保つ設計や、板のみを交換してキャスターを再利用できる構造を推奨しています。また、企業のSDGs活動(廃棄物削減)に材料選定の面から貢献していきます。ご相談ください。

「静音台車」用の板と、通常の板では素材にどのような違いがありますか?

静音性能を決定するのはキャスターだけでなく「板の振動」も重要です。
通常の板は太鼓のように振動を増幅させますが、当社の使用しているラワン合板は強固な接着と強度のあるラワン材により、走行時の「ガタガタ」という共鳴音を軽減します。また、静音キャスターはナンシン製のSTSシリーズ:車輪にエラストマー(B入)を使用し、軸には高耐久ベアリングを使用した、静かで耐久性の高いキャスター、TESシリーズ:車輪にゴム・グレー(B入)を使用した軽量で静かなキャスターを採用しており、深夜のオフィス配送や住宅街での作業では、この「音を吸収する材料」の選定が、周辺環境への配慮として非常に高く評価されます。

冷凍庫内(-20℃〜)での使用で、板が割れる「低温脆化」対策は?

マイナス20度以下の極低温環境において、ラワン合板(木材)の台車がプラスチック(樹脂)製よりも優れている点は、主に「低温脆性(ていおんぜいせい)」のなさと「熱伝導率」にあります。*低温脆性で樹脂素材のものはガラスのようにパリン!とわれることがあります。

過酷な環境下でのアドバンテージを4つのポイントで解説します。

1. 低温下でも「脆く(もろく)」ならない
 プラスチックの最大の弱点は、温度が下がると急激に耐衝撃性が落ちる「低温脆性」です。

★樹脂製: 氷点下では分子の動きが鈍くなり、カチカチに硬くなります。その状態で段差を乗り越えたり物を落としたりすると、ガラスのようにパリンと割れてしまうことがあります。
★ラワン合板: 木材はプラスチックのような低温脆性を持ちません。マイナス20度でもマイナス50度でも、強度の性質がほとんど変わらないため、極寒の冷凍倉庫内でも叩きつけるような衝撃に対して粘り強く耐え続けます。

2. 熱伝導率が低く「凍りつき」にくい
木材は内部に微細な空気層を無数に持っているため、断熱性が非常に高い素材です。

★結露への強さ: 冷凍庫から常温に出した際、表面に結露が発生しても、木材はある程度水分を吸着・放出します。樹脂製は表面がすぐに水浸しになり、再び冷凍庫に入れた際にその水分が「氷」となって荷物やキャスターを固着させる原因になります。
★作業性: 鋼鉄や一部の硬質樹脂と違い、木材は触れても体温を急激に奪わないため、作業者の手が張り付くようなリスクが低く、安全面でもメリットがあります。

3. 摩擦係数の安定(荷滑り防止)
樹脂製: 低温で表面が硬化し、さらに結露が凍って薄氷が張ると、表面が非常に滑りやすくなります。

★ラワン合板: 木材の表面繊維は、低温下でも適度な摩擦を維持します。荷物が滑り落ちにくいという点は、足場が不安定になりがちな寒冷地や冷凍庫内での作業効率に直結します。

4. 収縮・変形が極めて少ない
★樹脂製: 多くのプラスチックは熱膨張係数が大きく、常温からマイナス20度への急激な温度変化で設計寸法が狂ったり、内部応力で歪みが生じたりすることがあります。
★ラワン合板: 木材は温度変化による伸縮が金属や樹脂に比べて極めて小さいため、極低温環境下でも台車としての構造精度を維持しやすいのが特徴です。

板に「会社ロゴ」を印刷する場合、インクの耐久性(擦れ対策)はどうですか?

当社が長年愛用している「ダイアグラフ マルチパーパスインク」は木製台車(ラワン合板)への会社ロゴ印刷において、極めて高い耐久性と「擦れ」に対する耐性を発揮します。

その理由は、このインクが持つ以下の3つの大きな特徴にあります。

1. 「染み込み」と「固着」のダブル効果
このインクは、非吸収面(金属やプラスチック)にも書けるように設計された強溶剤・速乾性インクです。
★ラワン合板への適性: 合板のような吸収面に塗布すると、インクが表面の繊維の奥深くまで浸透します。表面に乗っているだけの一般的な塗料と違い、「素材の一部」として染み込んで固着するため、荷物が擦れても色が剥げ落ちにくいのが最大の特徴です。

2. 優れた耐摩耗性(擦れ対策)
マルチパーパスインクは、乾燥後に非常に硬く、粘り強い皮膜を形成します。

★物理的強さ: 台車は荷物の積み下ろしで常に激しい摩擦にさらされますが、このインクは顔料濃度が高く、耐摩耗性に優れているため、多少の擦れではロゴが消えたり薄くなったりすることはありません。ステンシルでのローラー刷り込みは、スプレーに比べて塗膜が厚く安定するため、より高い耐久性が期待できます。

3. 過酷な環境への耐性
マイナス20度以下という環境や、水濡れに対しても強みがあります。

★耐水・耐溶剤性: このインクは一度乾燥すると水に溶けず、油や一部の薬品にも耐性を持ちます。
★密着維持: 低温下でもインクの皮膜がパリパリと割れて剥がれる(チッピング)が起きにくいため、長期間ロゴを鮮明に保つことができます。